秋川渓谷「黒茶屋」で炭火焼ランチ。駐車場の場所と混雑状況、新型コロナウイルス感染症対策について

黒茶屋の鮎の塩焼き

都心から約1時間半、美しい山々に囲まれた清流「秋川渓谷」は、夏は新緑、秋は紅葉など四季折々に様々な表情を楽しめます。

そんな秋川渓谷が望める創作料理のお店が、老舗料亭「黒茶屋(くろちゃや)」。約300年前に建てられた庄屋造りの風情溢れる古民家は、今でもひっそりと佇んでおり、地元民を中心に長年の間、愛され続けています。

法事や催事などで利用する方が多い料亭ですが、今回は知人と行く機会があり、旬の食材が楽しめるコース料理をランチの時間帯に堪能してきました。

コース料理のほかに、駐車場や新型コロナウイルス感染症対策なども合わせてご紹介したいと思います。

「黒茶屋」へのアクセス

黒茶屋の看板

「黒茶屋」へは、車でのアクセスが便利。圏央道「あきる野IC」から15分、中央道「八王子IC」から25分で到着。この茶黒い看板が目印です。

駐車場の混雑状況

黒茶屋の駐車場の看板

駐車場は3か所。店舗前と「黒茶屋」前と、2分ほど歩いた場所にあります。現在は、新型コロナウイルス感染症対策として、車の入庫が制限されています。

黒茶屋の駐車場

1番近い場所にある店舗前に入ろうとしたのですが、この場所は法事での利用が多く、予約必須とのことでした。

黒茶屋の駐車場

「黒茶屋」の看板の後ろの駐車場は、道路から1番見えやすいため、休日はすぐに満車に!

黒茶屋の駐車場

お店から2分ほど歩いた場所に、砂利の駐車場があります。この歩道を歩いて行きましょう。

駐車場

日曜日の11時で、すでにいっぱいです!

お店の方によると「休日は早い時間帯に埋まってしまう可能性が高い」とのことでした。

黒茶屋の駐車場

ちょうど空いていましたが、次々に車がやってきて、すぐに満車状態に。確実に車を停めたい場合は、あらかじめ予約してから行ったほうが確実です。

水車が回る風情溢れる店舗

黒茶屋の玄関

店舗入り口の門です。お屋敷に入るかのような大きな門です。

黒茶屋の水車

実際に回っている水車があり、溜まった水が流れ落ちる音がとても心地よい!

黒茶屋の離れ

ガラス貼りの展望テラス席がおしゃれ過ぎる!

黒茶屋からの眺め

玄関前のエントランス。全身でマイナスイオンをたっぷりと感じます。

黒茶屋の中

木造の建物の中に続く長い廊下を歩いていると、まるでお屋敷の中にいるかのよう。300年という長い歴史を肌で感じ取ります。

黒茶屋の中

今回はこちらの東館の個室に案内されました。文豪家がひっそりと訪れそうな、静かな和室です。

書斎のような場所

書斎まで付いています。こんな場所で仕事してみたい・・。

黒茶屋の黒電話

黒電話が置いてありました。追加の注文などがある場合、こちらの電話からかけることができます。

室内から見える池

窓からは、池のなかでゆらゆらと泳ぐ色とりどりの鯉たちを眺めることができます。風情ですねぇ!

「黒茶屋」の新型コロナウイルス感染症対策について

黒茶屋の感染対策

黒茶屋の新型コロナウイルス感染症対策がこちら。従業員の方のマスクや手洗い、うがい、手指の消毒はもちろんのこと、個室が多数あることで、必然的に隣の方との距離が保てるようになっています。

マスクを入れるためのビニール袋が机の前に置いてあり、感染症対策はしっかりなされていると感じました。

今回オーダーしたコース「あやめ」はこちら

黒茶屋のコースのメニュー

今回、予約しておいたコースが「あやめ」(5,500円税込)という、鶏肉をメインにした料理です。

黒茶屋の料理

前菜の籠盛りの上には、秋らしいすすきの穂が!

黒茶屋の前菜

秋栗のきんとんや焼きなす、さつまいもなど、季節の料理が多数!籠盛りだけでも見た目がとても鮮やかで、豪華すぎる一品となっています。

きのこ汁

紙鍋に入ったきのこ汁。柚子胡椒のふんわりとした香りと、コクのあるお出しが絶品!

黒茶屋のさしみ

胡麻豆腐と地コンニャクは、割り醤油と酢味噌でいただきます。

黒茶屋の天ぷら

サックサクのじゃがいもと舞茸の天ぷら。じゃがいもには大葉が巻かれており、いい香りでホクホク!

炭火焼き

コース料理では、オーダー時に「炭火焼コース」もしくは「朴葉焼(ほおばやき)コース」が選べます。今回は、炭火焼きコースを選択しました。

黒茶屋 = 炭火焼きと言われているほど、黒茶屋では名物料理として大人気。夏場は暑いので、炭火焼きコースは中止となっていますが、9月上旬辺りから再開されます。

黒茶屋の鮎の塩焼き

炭火が入った後に、鮎の塩焼きをスタート。じっくり自分で焼くのって楽しいですね。

黒茶屋の鉄板焼の肉と野菜

鮎のほかに、若鶏や野菜もたっぷり。アルミホイルの中にはさつまいもが入っており、炭火の中でじっくりと焼いていきます。

黒茶屋の鮎の塩焼き

裏表をひっくり返しながら、じっくり焼くこと約20分。こんなにこんがりとした鮎の塩焼きが完成しました。

黒茶屋の鮎の塩焼き

炭火焼きの香ばしいジューシーな身からは、ほんのりと塩味が感じられます。この瞬間こそ至福のひととき!

黒茶屋の焼き芋

30分以上、じっくりと焼いていた焼き芋がでてきました。甘くてホクホク!

黒茶屋のご飯

シメは銀杏が入った湿地茸ごはん、お吸い物とおしんこ。ほんのりと出しの香りがするほかほかご飯に、お腹がいっぱいに満たされます!

黒茶屋のゼリー

最後のデザートとして、蜜ゼリーかけのコンポートと黒ごまクリーム!爽やかでツルツルなゼリーは、やっぱり別腹です。

黒茶屋のおやき

そして、さらに昔ながらの手法で作られた、黒茶屋名物のおやきが。優しい甘さのあずきが入っており、おいしいお茶とともにいただきました。

おやき販売所

おやきは店舗入口付近にある「おやき屋 竹庵」でも購入可能ですよ!

近くの秋川渓谷で川遊びも楽しめる

秋川渓谷

あまりにも居心地のいい空間でしたので、2時間もゆったりとくつろいでしまいました。

配膳してくださる方も一品ずつ丁寧に説明してくださり、ドリンクの追加オーダーもすぐに持ってきてくださり、ありとあらゆるサービスが素晴らしく、大満足のひとときを過ごせました。

黒茶屋の中は、お土産屋さんやかき氷を販売しているお店もあり、川沿いには渓谷を眺められるテラス席があり、まだまだ楽しめる場所がたっぷりとあります。

たっぷりおいしい食事を堪能した後は、すぐ目の前に広がる秋川渓谷に行ってみましょう。小さいお子さんや大人まで、大きな岩に座ったり、水遊びしたり。思う存分楽しんでいました。

「こんなに渓谷ってキレイだったの?」と思えるぐらい、大自然を身近に感じることができます。

紅葉の季節には、色とりどりの美しい山々に囲まれることでしょう。

休日は大混雑しますので、ぜひ予約してから行かれてみて下さいね。

「黒茶屋」の詳しい情報はこちら

この記事を書いた人

多摩っぷ編集局

多摩っぷ編集局

多摩地域の中でも特に立川エリアが大好き。地域のグルメやスイーツ、おでかけスポットやイベント情報、地域コラムなどを主に書いています。