東京都立川市にある「南極・北極科学館」は、国立極地研究所による、南極や北極の研究・観測の情報発信拠点として2010年7月に開館しました。
科学館や博物館というと有料の施設が多いですが、なんと入場無料で楽しめるとのこと。
立川で南極・北極がプチ体験できるなんて、興味津々!
どんな施設なのか、早速ご紹介したいと思います。
国立極地研究所「南極・北極科学館」の場所はこちら
国立極地研究所「南極・北極科学館」の場所は、JR立川駅北口からバスで向かうこともできますが、多摩モノレール「高松」駅から約10分歩くとたどり着くことができます。
裁判所の横を歩いていくと、この看板が見えてきます。矢印の方向に歩いて行きましょう。
こちらが「南極・北極科学館」の建物です。真っ白くて近代的な造りで素敵!ただ、名前が書いてなかったら、一体何の建物かわからないほど(汗)
場所はこちら↓
裁判所や国立国語研究所など、国立の建物が周囲に広がり、館内はとても広々としています。
入り口はこちら。早速中に入ってみることにしましょう。
館内では本物の南極の氷が。雪上車の実物もあり
館内はとても広いです。入る前からワクワクするような造り!
入り口には、第9次極点旅行隊に授与された「内閣総理大臣顕彰状」の展示が。
南極・北極のジオラマも展示されています。
「ヒェ〜!」と触ってびっくりしたのが、こちらの南極の氷。いつも触っている氷とは違い、とても冷たかったです。
機能性とデザインを考えて開発された「防寒服」を着る体験もできます。
南極で見つかった隕石などの実物が展示されており、隕石・岩石を顕微鏡で見ることができます。
地球のヒミツが、この中にきっと隠されているはず!?
ペンギンやホッキョクグマのほかにも、様々な哺乳類・魚類や、海鳥などが、厳しい環境の中でも生息していることがわかります。
越冬隊用の服も多数展示。びっちりと防寒です。
実際に使用した犬ぞり。間近で見るとスゴい長いです。
南極観測船の模型も。スゴいリアル!
南極観測隊が実際に使用した雪上車があり、迫力満点!
中にも入ることができ、リアルな南極生活を間近で知ることができます。
南極や北極のオーロラシアターがあり、中にはイスが置いてあります。
こんな感じの映像が、ゆったりと頭上を流れています。オーロラを眺めていると、ときがゆったりと流れていくのを感じられます。
衛星回線で、現在の昭和基地の様子も見られるんですよ!
実話の映画「南極物語」で有名なタロ・ジロと一緒に記念撮影もできます。
ホッキョクグマと一緒に、吹き出しパネルで遊びながら撮って、SNSに投稿するのも楽しいかも!
昭和基地での生活や、南極での観測・研究の報告などが多数パネルに展示してあり、1時間ぐらいじっくり見て回ると、南極・北極のことが手に取るようにわかるかも。
館内の隣にある「談話室サザンクロス」では、定期的に南極に関するイベントが行われていたりします。
ここで飲食も可能ですので、ゆっくりすることができますよ!
お土産も販売していますので、お友達に「行ってきたよ!」と配るのも楽しみですね。
こんなにじっくり学んだり、体験したりすることができるのに、入館無料とは思えないほど充実していますので、楽しい体験をしに、「南極・北極科学館」にぜひおでかけしてみてくださいね。
国立極地研究所「南極・北極科学館」の詳しい情報はこちら
- 住所:東京都立川市緑町10-3
- TEL:042-512-0910
- アクセス:[立川バス]立川北口2番乗り場「大山団地方面ゆき」→立川学術プラザ下車で徒歩1分、多摩モノレール「高松」駅徒歩10分
- 開館日:毎週火曜日 〜 土曜日
- 開館日時:10:00 〜 17:00(最終入館16:30)
- 入場料:無料
- 国立極地研究所「南極・北極科学館」の公式ページはこちら