まだまだ外は風が冷たく肌寒い季節ですが、2月に入ると、あちこちで春の足音が聞こえはじめてきます。
冬が終わる頃に、白やピンク色の梅の花が咲き始め、春の訪れを教えてくれるのですよね。
立川にある「国営昭和記念公園」でも梅を見るとができ、公園内では約20種類、80本の梅を3月中旬過ぎまで見ることができます。
今回は2月初旬に行き、駅近エリアで早春に咲いている花たちを見てきました。
春の訪れを待つ公園内には、一体どんな花が咲いていて、見頃はいつ頃になるのでしょうか?
ふれあい橋付近に咲いているのはかわいらしい「ニホンスイセン」
JR立川駅から「昭和記念公園」に向かっていき、「あけぼの口」から立川口ゲートに入り、歩いて約5分のところに「ふれあい橋」という橋があります。
橋を渡りきった場所のすぐ左側に入っていきましょう。
ここでは、お正月飾りによく見られる「ニホンスイセン」が咲いています。
ニホンスイセンはヒガンバナ科スイセン属の耐寒性多年草の一つであり、9月頃に同じ種類の真っ赤なヒガンバナが一面染まります。
昭和記念公園の彼岸花(ヒガンバナ)は9月中旬が見頃!かわいらしいキノコもたくさん
あまり主張しないかわいらしい花ですが、可憐に咲く花の姿は強く美しいですね。
ふれあい橋付近の梅でも十分に楽しめる
「こもれびの池」「花木園」「日本庭園」付近に行くと、たくさんの梅の種類を見ることができます。
立川口ゲートから行くと約30〜40分かかる場所ですが、駅チカの身近なエリアですと「ニホンスイセン」と反対側のサイクリングロードの付近にも咲いており、この場所でも十分に楽しめます。
こちらが「ふれあい橋」から「さくら橋」に咲いている品種です。この付近だけでも19種類も見ることができます。
一重や八重の様々な白い梅が可憐に咲いており、春の訪れを感じます。
ただ、2月上旬ですと、まだまだつぼみが多かったです。
白い梅もキレイですが、紅梅も鮮やかに咲いています。
薄いピンク色の八重の梅は、周りをふんわりとした雰囲気に。
梅の木の下を見てみたら、福を呼び込む黄色い「福寿草」も咲いておりました。
昭和記念公園の梅の見頃は2月中旬頃がベスト
今回、2月上旬に行ってみましたが、まだ少し早いですね。
公園内で多くの品種の梅の花を十分に楽しむとなると、2月中旬頃が見頃と言えるでしょう。
満開に咲く梅もステキですが、春の訪れを知らせてくれる梅は「あ、こんなところにもう咲いていた!」という出会いがステキな花です。
むしろ、1月下旬〜2月上旬頃に行くほうが、心がワクワクするベストタイミングかもしれません。
この他にも、ソシンロウバイやカンヒザクラ、セツブンソウなども園内で見ることができます。
春の訪れを探しに、あなたも昭和記念公園にまでぜひ足を運ばれてみてくださいね。
昭和記念公園の詳しい情報はこちら
- 住所:立川市緑町3173
- 電話:042-528-1751
- アクセス:JR中央線立川駅から徒歩約15分、JR青梅線西立川駅から徒歩約2分、多摩モノレール立川北駅から約13分
- 入園料:大人450円、子ども(6歳以上15歳未満)無料
- 開園時間:9:30~17:00
- 昭和記念公園の公式ページはこちら