毎年1月中旬に行われている恒例の新春行事といえば、各地で行われる「出初(でぞめ)式」です。
立川市でも「平成三十一年 立川市消防出初式」が2019年1月13日(日)、国営昭和記念公園みどりの文化ゾーンゆめひろばにて行われました。
式典のタイムスケジュールは以下の通り。
- 午前10時30分:車両観閲
- 午前10時37分:徒列行進
- 午前10時48分:開式報告
- 午前10時50分:国歌吹奏
- 午前10時51分:人員・車両報告
- 午前10時54分:訓示・告示・ご挨拶・ご祝辞
- 午前11時20分:表彰
- 午前11時35分:立川市吹奏楽団演奏
- 午前11時50分:一斉放水
- 正午:閉式
式典にふさわしくさわやかな快晴の冬空の中で、会場には立川消防団をはじめとする消防関係者のほか、出初式を見に来た方たちが多く集まっていました。
広場周辺に集まる真っ赤なポンプ車の行列は、圧巻そのもの!始まる前からワクワクしてきます。
昔の手押しポンプ車もあり、興味津々で見ている方も多くいました。
徒列行進で白バイが先頭に立ち、いよいよ消防出初式が始まりました。
吹奏楽団の演奏の中、真っ赤な消防車と消防団の方たちが後に続いて行進します。
開式報告では国歌斉唱、立川消防団長の訓示、立川市長からの告示がありました。
去年の多摩市の建設現場で5人の方が亡くなるなど痛ましい火災が起きたことなどを振り返ると、年初から身が引き締まる思いに。
白バイの乗車体験コーナーもあり、親子で行列を作って子どもたちが興味津々で白バイに乗ったり、隊員の方が写真を撮っていたりしました。
消防団の服を子どもが着られるコーナーも。
いざというときのために役立つ「起震車乗車体験」でも、行列を作ってガタガタ揺れている部屋の中で悲鳴を上げている方もいました。
煙体験でモクモクのハウスの中に入ったり、初期消火体験では、消火器を初めて持つ子が「火事だぁ〜!」と声をだしながら、レバーをギュッと握って消火をしていたりする姿もありました。
立川市の公式キャラクター「くるりん」も応援に!多くの子どもたちに囲まれていました。
最後は広場の真ん中に集まって、一斉放水です。ホースの準備をして身構え開始!
そして、
一斉放水!
空高く吹き上がる水しぶきとともに、なんともキレイな虹がくっきりと二重に出現!
うっとりするほどキレイな放水だったのですが、水しぶきがシャワーのようにこちらに飛んできて、見終わった後は全身びしょ濡れ状態に(笑)
動画はこちら↓
放水! #立川 #出初式 #昭和記念公園 pic.twitter.com/f8PR42HDeD
— 多摩っぷ@立川 (@tamap_tokyo) 2019年1月13日
年初から滝に打たれたかのように水浸しになりましたが、今年はきっと火災も起きずにいいことがあるに間違いありません。
火災は忘れたころに発生します。
今年こそ、火災や災害のない、平穏無事な1年になりますように!
消防団の方たちの新しい決意をしっかりと受け止め、平成最後の今年も大きな災害のない良い年になればいいなと思いました。