JR青梅線・御嶽駅「御岳渓谷」は、東京都青梅市の御岳山の近く。多摩川沿いには遊歩道が長く続き、カヌーやボルダリング、釣りなど、さまざまなアクティビティが楽しめます。
渓谷で楽しんだあとに、大自然の中でランチを楽しみたい。そんなときは、御嶽駅すぐ近くのお食事処「甘味とごはん処やお九(やおきゅう)」がおすすめです。
8月下旬の夏休み期間中に、早速行ってきましたのでご紹介したいと思います。
「甘味とごはん処やお九」の場所
御嶽駅前にある横断歩道を渡り、右方向に進んでいきます。休日は狭い歩道のそばを車が多く通りますので、歩く際はご注意ください。
歩くこと2分、大きな一枚板の看板が見えてきます。
駅方向から進むと入り口がややわかりづらいですが、看板横にある暖簾をくぐって中に入っていきましょう。
入り口までの道は狭いですが、この先に店舗があります。
一軒家を改装して作られており、玄関で靴を脱いでからスリッパに履き替えて入ります。
お邪魔します〜!
自宅のような店舗、テラス席から見える渓流は圧巻!
店内の席は、全部で30席。まるで自宅にいるかのようにくつろげる空間には、4名用テーブルが1席、2名用テーブルが2席あります。
高齢の方やお子様連れでも安心できる和室には、こたつテーブルと仏壇あり。まるで親戚のおうちに遊びに来たかのような気分に浸れます。
2名用テーブルのテラス席が3席。今回はこちらに案内してくださいました。
テラス席から見える景色は、圧巻そのもの!
素敵、すてきすぎる!
まさに天空に浮かぶ絶景テラス席!
広大な奥多摩の山々を背景に、夏はカヌーやラフティングなど、アクティビティを楽しむ姿が望めます。
食事と甘味が楽しめるメニュー
食事メニューには、だんご汁を中心としたメニューがずらり。今回は、季節の小鉢4品とご飯がついた「御岳だんご汁膳(1,000円)」をオーダーしました。
店内で国産地粉をよく練って一晩寝かせただんごは、オーダー後に作るという徹底したこだわり!
食事メニューのほかに、甘味メニューも充実。白玉フルーツクリームあんみつやおしるこ、ぜんさいなどがあります。
かき氷は、いちご・梅・ゆず・ブルーベリー・桃・あずき・ミルク・黒みつ・抹茶と9種類、どれにしようか迷ってしまうほど充実しています。
うだるように暑い炎天下でしたので、青梅産のブルーベリーが乗った、冷え冷えのかき氷(700円)をオーダーすることにしました。
テラス席で食べる食事とかき氷は絶品!
こちらがオーダーした「御岳だんご汁膳」。煮豆・漬物・昆布煮・もずく酢など、田舎のおばあちゃんが作ってくれるような小鉢が添えられています。
だんご汁はにんじん、大根など、からだに優しい新鮮な野菜がたっぷり!
もちもちしただんごは、噛めば噛むほど甘味がでてきます。
やや物足りない気もしましたが、だしの旨味そのものが感じられ、あっという間に完食してしまいました。
食後は、こちらのブルーベリーかき氷。青々とした緑と清らかな渓流沿いに映えるかき氷は、見ているだけ涼しくなるほどの氷のタワー!
青梅産のブルーベリー、新鮮でプチプチです!
テラス席のため、風がふいてブルーベリーが数個お皿から飛びましたが、それも大自然のなかの楽しみのひとつ。
甘酸っぱいブルーベリーの身とシロップ、口の中に入れるととろけていく氷。これほど幸せなひとときは他にあるでしょうか?
絶景が見えるテラス席で食べるかき氷は、格別においしい冷え冷えの渓流スイーツと言えるでしょう。
お盆シーズンは激混み!待ち時間覚悟で行ってみよう
「また、ゆっくりといらしてくださいね。」
お店の方たちの対応がとても温かく、最後までゆったりとした気持ちで食事を楽しめました。
お盆シーズンの御岳渓谷は、渓谷沿いの青梅街道が観光客の車で大渋滞するほど激混みします。
すでにお盆シーズンが終わっていたにも関わらず、店内はほぼ満席状態に。外ではウェイティングをしていた方も2〜3組ほどいらっしゃいました。
穴場スポットと思っていましたが、駅からも近いため、開放的な店内の涼を求めて、多くの方が訪れる人気店でした。
御岳山に行かれる方は、ぜひこちらで休憩してみてくださいね。
「甘味とごはん処やお九」の詳しい情報はこちら
- 住所:東京都青梅市御岳本町26
- 電話:042-878-8411
- 営業時間:11:00~19:00
- 定休日:月、火、水曜日、12月~3月不定休
- 駐車場:あり
- 電車:JR青梅線御嶽駅から徒歩1分
- お店の公式ページ:http://yao9.main.jp/