東京都多摩西部にある福生市に「鮮菜厨房(せんさいちゅうぼう)まきの」という、釜飯が評判のお店があると、地元の知人に教えていただきました。
暑い夏が終わり、秋が深まってきた10月末にほかほかの釜飯なんて、最高の組み合わせじゃないですか。
おいしい釜飯を食べに行かねばと、お店の混雑状況について知人に聞いてみたところ、平日・休日問わず激混みする大人気のお店で予約必須とのこと。
事前に電話で予約を済まし、久しぶりに福生の街に繰り出してみることにしました。
「鮮菜厨房まきの」の場所
JR青梅線「牛沼」駅南口に降り立ちました。何年ぶり?いや、何十年ぶりに降り立った駅です。
駅舎を背に向けて左側に向かい、五日市街道に出たら右に曲がります。
途中、横田基地からの飛行機が低空飛行で頭上を通り抜けていき、思わずびっくり!
牛浜郵便局がある交差点が見えてきたら、少し先に「牛浜橋」が見えてきます。その手前の細い道に入っていきましょう。
この道を1分ほど進んでいきます。
3階建ての白い建物が見えてきたら、そこが「鮮菜厨房まきの」です。
お店が戸建ての1Fにあるため、とてもわかりづらいですが、シルバーの看板が目印!
車はお店の前に3台、お店の斜め向かいに3台停められます。11時だというのにすでに空きはなく、人気のお店であることが伺えます。
駐車場の車内で開店を待つお客さんもいるのだとか。
青々と生い茂った植木の中に入口があります。早速中に入ってみることにしましょう。
店内は落ち着いた家庭的な雰囲気
店内に入ると、とても広いおうちに遊びに来たかのような雰囲気。落ち着いた茶色の柱や床、障子の仕切りに癒やされます。
家庭にもあるような温かみのあるテーブル。隣との間隔もゆったりと取られています。
こちらは宴会コースのメニュー。2,000円から豪華な5,000円コースまで勢揃い。
ドリンクメニューが充実。ビール、サワー、焼酎、日本酒、梅酒。ソフトドリンクまで各種揃っています。
釜めしメニューがこちら。五目、海老、あさりのほかに、季節の釜飯があります。
牡蠣の釜飯がおいしいと聞いていたのですが、現在の季節の釜飯は秋らしく「栗釜飯」ということでした。
品数豊富な「まきのセット」の釜飯を+300円で季節の釜飯に変更してオーダーすることにしました。
オーダーした「まきのセット」はこちら
こちらがオーダーした「まきのセット(2,500円)」。釜飯、茶碗蒸し、お刺身盛り合わせ、海老フライ、香物、味噌汁、デザートがついています。
茶碗蒸しはトロトロのダシの旨みが凝縮。大きな海老、鶏肉、かまぼこ、銀杏、三つ葉が入っており、それぞれの素材の良さがダシの旨みでしっかりと引き出されています。
お刺身はマグロ、海老、ホタテの3種類。マグロの赤身とホタテは口の中で溶け、海老はまったりと、鮮度抜群だけでなく、それぞれの旨みがくっきり味わえるおいしさ!
フタを開けると栗の甘い香りがふんわり。大きな栗が何粒も入っています。
栗、海老、たけのこ、しいたけ、ごぼう、にんじん、いんげんと具だくさん!
それぞれの素材の個性が見事に生かされた逸品。お米の炊き具合も昆布と鰹だしのしみ具合も絶妙!お焦げに終始悶絶していました。
揚げたてのエビフライは、肉厚でジューシー。サクサクで大満足なおいしさ!絶品の自家製タルタルソースは、サンドイッチにして食べたいぐらい!
最後にデザートとプラス210円でコーヒをつけていただきました。チョコムースがほどよい苦さと甘さでおいしかったです。
ボリュームたっぷりの定食で、大満足の釜飯定食でした。
次々にお客さんが入ってくる人気の隠れ家。予約してから行こう
まるでおうちで食べているかのように、ゆったりくつろぎながらいただくことができました。
店主の牧野さんもお父さんのように温かい笑顔で「またいらしてくださいね」と送り出してくださいました。
びっくりしたのが、お客さんがお昼をすぎても次から次へと入ってくること。口コミでそのおいしさが広まり、特に年配の女性の常連の方が多くいらっしゃるようでした。
貸し切りで利用される方が多いようなので、お店に電話連絡してから行くことをおすすめします。
ゆったりとした空間とサービスで、大満足な逸品でした。
ごちそうさまでした。
「鮮菜厨房まきの」の詳しい情報はこちら
- 住所:福生市牛浜35-2
- 電話:042-553-2515
- 営業時間:11:30~14:30、18:00~21:00
- 定休日:月曜日全休、火・水・木曜の夜営業は休み(8〜10名様ぐらいからの宴会は受付可能)
- 駐車場:9台
- カード使用:不可