7月から8月にかけて、多摩地域だけではなく全国各地で夏祭りが開催されます。
先日も、立川駅北口のサンサンロードで行われた「立川よいと祭り」に参加してきました。
祝・令和元年「第31回立川よいと祭り」に行ってきた。炎天下の中でも楽しく踊りまくり!
しかし、外気温はなんと35度!
汗だくになるような外なんかに出ずに、クーラーが効いた家の中でゆっくりしていればいいのに、なぜかお祭りに繰り出してしまいます。
なぜなのだろう?
自分の心に問うてみることにしました。
大人になるに従って失われていったもの
大人になるにつれて失っていくものって、子供心ですよね。
子供時代、知識も常識も知らず、自由奔放に遊びまわり、どんなことにも縛られることのない想像の天才でした。
純粋な心を持ち、まっすぐな考え方をしていました。
常識やルールを知らないからこそ、常識やルールにとらわれない考え方ができるようになります。
ところが年齢を重ねて大人になるにつれて、知識を学びます。
ルールを学び、常識を身につけます。
世の中の汚い部分やイヤな部分を見るたびに、だんだん世の中を理解していき、現実的な考え方になっていきます。
ふと気がついたときには、すっかり子供心は消え、想像する力や自由な発想が弱くなっているのです。
もともとあった子供心を取り戻すきっかけが夏祭り
失ってしまった子供心は、2度と戻らないのでしょうか?
いや、子供心はもともとあったもの。失ってしまったものを取り戻す機会や思い出すきっかけを作るだけでいいのです。
そのきっかけが夏祭りです。
ヨーヨー釣り
金魚すくい
おみこしかつぎ
子供の頃に、色とりどりの屋台を見ているだけで、ワクワクした覚えはないでしょうか?
大好きなキャラクターのお面や綿あめを買ってもらったり、おもちゃが紐についているくじや輪投げを夢中で取ったり・・。
時間を忘れて没頭することで、童心に返りやすくなります。
「よく、ここで遊んだなぁ」
「子供の頃、ここでお神輿担いだな」
子供の頃、よく遊んでいた場所に訪問してみましょう。
昔遊んでいた場所には、どこかに置いてきてしまった懐かしい「宝物」を思い出すヒントが詰まっています。
普段は「定時まであと1時間もあるの?」とため息ついているのに、夏祭りに行くと、「え、もう1時間経ったの?」と、時間の流れの違いに気づきます。
既存のルールに縛られてばかり生きていては、その中でしかアイデアが思い浮かびません。
昔の自分を思い出すことで、新しい発想やアイデアが得られることもあります。童心に返ることで、子供心が取り戻せます。
童心に返れるからこそ、暑くても夏祭りに行ってしまうのです。
童心に返る機会をあえて作り、子供心を取り戻してみましょう。
「明日からの仕事、なんだか頑張れそうだな」
子供心を取り戻すことで、今まで湧いてこなかった想像力が湧いてくるから不思議です。