2020年4月、立川駅北口に開業する新街区「GREEN SPRING(グリーンスプリングス)」内に、子どもから大人まで遊べる複合文化施設「PLAY!」が誕生します。
子育て中のパパママ必見!立川駅北口再開発地に子どもから大人まで遊べる複合文化施設と保育園ができる
“ありそうでない、ミュージアムとプレイパーク”がコンセプトの施設。どんな施設ができるのか気になりますよね。
そこで、ブルーシープ株式会社 代表取締役 「PLAY!」プロデューサー 草刈様に直接問い合わせしてみたところ、「PLAY!」の記者発表会があるとのこと。
これは実際に行って詳しいことを聞いてくるしかない!と思い立ち、早速原宿まで取材に行ってみることにしました。
「PLAY!」が入る部分は建物の2〜3F部分
こちらが「GREENSPRINGS」の配置図。「PLAY!」が入る「G」の建物は、「IKEA」まで徒歩1分、国営昭和記念公園に面しています。
他の建物が多摩産材をふんだんに使い、大きな窓が多く設置されているのに対し、「PLAY!」が入る建物は、おしゃれなデザインで遊び心あふれる建物です。
うーん、中が見えないからこそ、気になりすぎる施設!
この建物内の構成はどのようになるのかと、「PLAY!」のご担当者さまにお聞きしたところ、以下のような構成になるということでした。
- 1階:レモン保育園
- 2階:PLAY!MUSEUM(展示会場)
- 3階:PLAY!PLAY!(遊び場)
1階部分に保育園が入り、2階部分には絵本を中心に、漫画やアートまでが展示される会場、3階部分に子どもから大人までが遊べる施設が入ります。
子どもを預けたり、子どもと一緒に展示物を見たり、子どもと一緒に遊んだりと、子育て世帯にはうれしい施設となる予定です。
「PLAY!MUSEUM」は年間展示や企画展示あり
2階に作られる「PLAY!MUSEUM」の模型がこちら。
ぐるぐるにデザインされたエリア内には年に2〜3回「企画展」、隣のエリアでは年間を通して展示される「常設展」が行われるなど、常に2種類の展示作品が楽しめる構成となっています。
展示作品のすぐとなりに、カフェスペースが設けられます。お酒が飲めるようになるかはまだ未定ですが、ドリンクやおいしいグルメが楽しめる場になるとか。
今後、ショップで様々なグッズの販売も計画しているそうです。
館内は基本的に持ち込み禁止ですが、このカフェスペースで購入したドリンクやフード類は3階への持ち込みはOKになるそうですよ。
「PLAY!PLAY!」は子どもが遊んでいる様子を大人が安心して見られる場に
こちらが3階に作られる遊び場「PLAY!PLAY!」の模型です。
中央部分に大型遊具が設置され、子どもが遊んでいる周囲で大人が安心して見られるような場になる予定です。
子どもと一緒に遊んでいても、子どもってささ〜って興味の赴くままにどこかに行っちゃうことってあるじゃないですか?
子どもも大人も一緒に遊べるようにするにはどうしたらいいのか?と、ヒントを得たのが「動物園」のような造り。動物を子どもに置き換え、周囲にいる大人が安心してくつろぐ・・と言ったイメージで作られたそう。
入り口付近には、子供たちが脱走(?!)しないような工夫が施されているとのことです。
施設内には靴を脱いで入ります。靴箱も多く設置される予定です。
大型遊具には、風船のような未完成の遊具が設置され、さらに自分たちの手で遊具を作り上げていくようになるそう。2〜3ヶ月でまったく違う遊具に変身していくそうです。
大型遊具は透明の風船をサランラップのようなものを巻いてつなげていき、作り上げていくそうです。楽しそう!
子どもは好奇心旺盛で、すぐに飽きてしまいますから、遊具は季節ごとに入れ替えていくそうですよ。
遊具のすぐとなりにグランドピアノやキッチンが設置される予定です。
ママ友と一緒に料理やお菓子を作り、美しいピアノの音を聞きながらママ友会などができちゃいますね。
子どもたちが遊具で遊んでいる様子を安心して見守りながら、テーブルでゆったりとくつろぐことができます。
今後はママだけが楽しめる会などの企画も考案中とのことでした。
「小さい子どもだけが楽しめる場なの?」と思いきや、小・中学生や高校生が楽しめるようなワークショップも開催予定とのこと。
ハサミやカッターなどの工具や材料を置ける棚がある木工所が設置され、頑丈なテーブルの上で様々な作品が作れる場になるそう。
多感な子どもたちが色んなアイデアを発揮できる場となりそうですね。
小さいお子さんがいても安心!ベビーカー置き場・授乳・オムツ替えスペースあり
小さいお子さんがいると、遊び場に行って1番困るのがベビーカー置き場や授乳場所、オムツ問題などなど・・。特に授乳は周囲の目線が気になりがちです。
うれしいことに、「PLAY!」内には全部の設備がそろっています!
入り口付近には、常時30台ものベビーカーを置けるスペースが設置されるように。
おむつ替え、授乳スペースがトイレではなく、遊び場すぐとなりに設置されます。わざわざトイレに行かずにすぐ近くにある点がうれしいポイント。
しかも周囲の目線を気にしなくてもいいように、囲いがきちんと設置されます。心からリラックスして赤ちゃんに授乳することができますよね。
小さいお子さんがいても、ママが安心して楽しめるような工夫が随所に散りばめられているのです。
「PLAY!」の詳細は来年2月に発表予定。ますます目が話せない!
1つの建物内にさまざまなコンテンツが盛り込まれる「PLAY!」。文字のデザインから展示物の内容、建物のデザインやショップの構成など、多くの人が関わっていることがわかりました。
「PLAY!」に関わる人たちのトークセッションをお聞きして感じたこと、それは、自分で考え、誰もが遊べる場を「立川」という街に作りたいということです。
既存の遊具は目的がありますが、目的があるためにすぐに飽きてしまいます。しかし、目的のない遊具を試行錯誤しながら作り上げていくことで、想像力豊かに育っていきます。
与えられるのではなく、自分で作り上げていくって、大人でも大切なことですよね。
「PLAY!」にはそういった想像力を豊かに育む仕掛けがたくさん施され、子どもから大人までが一緒に楽しめる場に育っていくことでしょう。
「PLAY!」の模型が公開され、全体の概要がわかってきましたが、グッズの詳細や入場料などの料金体系は来年2月以降に発表予定とのこと。来年が楽しみすぎる!
また、詳しいことがわかり次第、お知らせしたいと思います。
「GREEN SPRINGS(グリーンスプリングス)」の詳しい情報はこちら
- 事業名称:立飛みどり地区プロジェクト
- 事業主:株式会社立飛ホールディングス
- 所在地:東京都立川市緑町3-1外2筆
- 敷地面積:38,900.20㎡
- 用途地域:商業地域
- 建ぺい率:80%
- 容積率:500%
- 駐車場 :約400台
- 交通アクセス:JR中央線・立川駅より徒歩約8分、多摩都市モノレール・立川北駅より約4分
- 公式サイト:https://greensprings.jp/