生きていると、色んな悩みに直面します。
人に相談して解決する悩み、人に聞いて欲しい悩みもありますが、なんとなく人に打ち明けづらい悩みもあります。
生きている中で挫折してしまい、どうしようもなくなってしまうこともあります。
そんなときにどうするか?
私は大自然があるほうに向かっていきます。
ギュウギュウ詰めの電車とは反対方向の電車に乗っていると、コンクリートの景色から深緑色の山々に景色が変わっていくのがハッキリとわかります。
この「変わる景色」を眺めていると、「心の景色」も変わっていくのを感じます。
私は、もともと多摩地域の田舎育ちですので、自然の中を歩くのが大好きです。自然の癒やしには、子どもの頃からずいぶん助けられてきました。
何かに悩んだときは、自然のほうへ自然と引き寄せられていきます。
独特の静けさが、心の中まで落ち着かせてくれるのです。
なぜでしょう?
人間は、人工的に作られたものではなく、もともと自然の中から生まれてきました。
心や体が疲れているとき、おのずから自然を求めてしまうのは、自分が本来生まれてきた場所に帰りたいという本能からきているのからかもしれません。
誰でも悩むときはあります。
誰でも落ち込むときはあります。
誰でも挫折するときはあります。
誰でもしんどくなるときがあります。
そんなときには、自然のままに、自然の中に行ってみましょう。
川の流れに逆らって上っていこうとしても、力が入り、大きく前進できません。水の流れは、その流れに沿って進むことが、最も自然な流れです。
自然の流れに歯向かって生きようとするからしんどくなり、思うように進んでいかないのです。
「もっと、自然体で生きればいいんじゃないかな?」
「また、戻って、頑張ってみようかな。」
自然の中に行くことで、自分の心の中の声に自然と気づくかもしれませんよ?