再開発前の貴重な写真の数々!立川駅前の昭和時代を見ると、街は生き物であると感じる

立川駅前は再開発がどんどん進められており、近代的な街並みに生まれ変わりました。

現在の多くの商業施設が立ち並ぶ近代的な建物を見ていると、子どもの頃に見た景色が次第に記憶の彼方に追いやられていくのを感じ、「昭和の頃の立川駅周辺って、どんな街だったっけ?」と、ふと思うことがあります。

そんなときに、「立川高島屋S.C.」にふと立ち寄ってみたところ、とても懐かしいパネルの数々が展示されていたのです。

「たまら・び」にて「多摩の今昔」を特集

こちらは、「立川高島屋S.C.」6階にある「ジュンク堂書店」です。

文具売り場が新設されたということで、早速行ってみたのですが、奥の方に何やらモノクロの写真が展示されているではないですか!

「けやき出版」から4月1日に発売された多摩の情報誌「たまら・び」では、「多摩の今昔」という特集が組まれており、誌面には収まりきれなかった再開発前の立川のモノクロ写真が展示されているのです。

展示されている写真は、立川の老舗印刷所である「立川印刷所」で保管されているもの。これまでにも貴重な昭和・立川の姿を収めた写真やカレンダーも発行されています。

昭和23年ごろの立川バスや、現在のトヨタドライビングスクールの前身である日本自動車学校、立川南口のすずらん通りや立川駅舎、昭和53年ごろの立川東映南座など、立川にかつて存在した映画館の数々などが多数展示されています。

1日、1日ゆっくりと生まれ変わっていく街。パネルを見ていると、街は生き物であると感じます。

楽しい思い出や、悲しい思い出。

生まれてくるもの、失っていくもの。

当時の写真を見ることで、心に深く刻まれた懐かしい思い出が蘇ってくることでしょう。

展示物はいずれ終了してしまうと思われます。当時の写真をもっとじっくりと見たい!という方は、「たまら・び」をぜひご覧くださいね。

[wpap service=”with” type=”detail” id=”4877515917″ title=”たまら・び〈№103・2019/4〉多摩今昔。”]

この記事を書いた人

多摩っぷ編集局

多摩っぷ編集局

多摩地域の中でも特に立川エリアが大好き。地域のグルメやスイーツ、おでかけスポットやイベント情報、地域コラムなどを主に書いています。