TOHOシネマズ株式会社は、東京都立川市 多摩モノレール 立飛駅 直結「ららぽーと立川立飛」近接地に、9スクリーン・約1,600席のシネマコンプレックスを2020年9月10日(木)オープン予定です。
最新設備が整っていることはもちろん、ハリウッド大作や邦画をはじめ、 日本の誇るアニメ作品や単館系と言われるアート作品など、バラエティに富んだラインナップが上映される予定です。
ららぽーとの駐車場に映画館ができるということで、昨年11月頃に見たときは、まだまだ盛り土だった建設予定地。建設は順調に進み、約4ヶ月後の4月上旬には白い建物がほぼ完成していました。
映画の街、立川に新しい息吹が誕生しようとしています。
しかし、4月7日に都から緊急事態宣言が発令。「密閉」「密集」「密接」の3要素を満たす場所への不要不急の外出は、自粛するように呼びかけが行われるようになりました。
それを受けて、TOHOシネマズは7都府県の全35劇場を5月6日まで休業すると発表。TOHOシネマズだけではなく、立川駅前のシネマシティ・イオンエンターテイメント・松竹・東映なども同時に臨時休業を発表しました。
ドライブインシアターの検討も
「ららぽーと立川立飛」近接地に建設中の「TOHOシネマズ立川(仮称)」。こんな状況下ですが、9月10日オープンに向けて建物の外観はほぼ完成しております。これ以上楽しみを延ばさないために、今できることを! #立川市 #ららぽーと立川立飛 #コロナに勝つぞ pic.twitter.com/TZHFWqeupr
— 多摩っぷ@立川 (@tamap_tokyo) 2020年4月11日
多摩っぷ編集局では、今回の建設状況についてツイッターに投稿。この状態が続けば「TOHOシネマズ立川」のオープン日も延長になるかもしれない…。
これ以上楽しみを延ばさないために、一体どうしたらいいのか?
このまま事態が収束し、予定通り9月10日にオープンして欲しい気持ちがもっとも強いことは確かです。
しかし、いつ終息するかわからない。不要不急の外出自粛を言われても、休みたくても休めない人がいる。このような状況下でも外に出て危険の中働かなければならない人がいるのが実情です。
不安と恐怖の中で、関係者の方も頭を抱えて悩んでいるかもしれません。
ドライブインシアターの発祥地は立川市砂川町(立川飛行場近く)。TOHOシネマズ立川さん、今からご検討いかがでしょうか..?/【来場者3倍も】ドライブインシアター、開催の動きが加速 コロナ禍でもクルマから映画鑑賞 – ニュース | AUTOCAR JAPAN https://t.co/HjPZQon5yt
— 多摩っぷ@立川 (@tamap_tokyo) 2020年4月12日
ふと思い浮かんだのは、昔、東京都・あきる野市のサマーランド付近で行われていたドライブインシアター。
『東宝五十年史』によると、日本では1962年11月に東京都北多摩郡砂川町(現在の立川市)に設置された「ドライブイン劇場」が最初とされている。当時、在日米軍立川飛行場が近くにあったことも関係していると思われる。
「東宝五十年史」によると、1962年、ドライブイン劇場は立川市砂川町が発祥の地であるという。
その昔、あきる野市のサマーランド近くでドライブインシアターに行ったことがあるのですが、完全個室のプライベート空間で見られる映像に当時は心の底からワクワクしたものです。
館内での開催がNGでオープン日が延びるようであれば、ぜひとも検討していただきたい!
新型コロナウイルスに負けずにオープンして欲しい!
このツイートに対し、多摩っぷ編集局にも様々な意見が寄せられました。
「シネマシティ、キノシネマと合わせて立川が映画が拠点になりますね。しかもそれぞれ客層が重ならない映画が上映出来そう」
TOHOシネマズ立川さんのオープンを心待ちにしている方の熱い声が、とても多く寄せられました。
「常設は難しいかもしれませんが、隣接駐車場側壁面をスクリーンにした臨時のドライブインスクリーンにしたらおもしろいかも」
「買い物も映画も、ドライブするーにしたらいいのではないか」など、まさにマクドナルドのように映画のドライブスルー化の待望論も寄せられました。
確かに現在の状況下では、オープン日が延長してしまうかもしれません。
しかし、これ以上娯楽の楽しみが奪われてしまうのは、一個人として非常に悲しすぎます。
これでは、新型コロナウイルスに屈してしまうことになります。
これ以上、コロナに負けて欲しくありません!
私達に、楽しみを届けていただきたいです。
ドライブインシアターでも実現可能であれば、予定日にぜひオープンして欲しい。
大変な状況であると重々承知しておりますが、心の奥底から切にそう願っております。