今年、2020年度は6月11日に梅雨入りし、ジメジメとした季節についに突入。湿度が高く、心の中までどんよりしそうな曇り空が続いています。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、日野市にある高幡不動尊金剛寺では、毎年行われている「あじさいまつり」が中止に。
境内から山にかけて咲き乱れるあじさい「山あじさい」は、約200種類以上・7500株余り。おまつりが中止になりましたが、見に行かないのは非常にもったいない!
そこで、ちょうど見頃を迎えた6月中旬に、早速行ってみることにしました。
高幡不動尊金剛寺までのアクセス
高幡不動尊金剛寺は、京王線・多摩モノレール高幡不動駅が最寄り駅です。
駅ロータリーを右側に進み、高幡不動尊参道をまっすぐ進んでいきます。
駅から歩くこと約5分、目の前にそびえ立つお寺が「高幡不動尊金剛寺」です。
入り口すぐ近くにある土方歳三の像、どんよりした梅雨空に負けないほど凛々しい顔立ちです。
平日の夕方のため、ほとんど人が歩いておらず、お店も閉まっておりました。
護摩修行や交通安全祈願などで参拝される方もいるため、土日はもう少し賑わっているはずです。
入り口には新型コロナウイルス感染拡大防止策の看板あり
あじさい鑑賞路入り口には、「マクス着用・咳エチケットにご配慮頂き、周りの方との距離をあけながらお参り下さい。」との看板が設置されていました。
新型コロナウイルスが終息したわけではありませんので、散策する方たちと距離を取りながら、マスクを着用して歩くようにしましょう。
あじさい鑑賞路の中は色とりどりの山あじさいあり
あじさい鑑賞路の入り口です。平日の夕方はどなたも歩いていらっしゃいません..。両サイドのあじさいが優しく出迎えてくれます。
前方は坂道となっております。新緑がまぶしい!
坂道の左側に、「山あじさい鑑賞路」という看板があります。この中を入っていきます。
鑑賞路の中には、ホワイト・ブルー・パープルと、色鮮やかな山あじさいが咲き誇っています。
山あじさいの変種とされている品種「アマチャ」。葉の色が薄く形も細めで可憐ですよね。
真っ白な品種「アナベル」。こんもりと丸い形でふんわりとしています。
鑑賞路には、あふれんばかりのあじさいが。縦横無尽に咲き乱れるあじさいの数々に、心の底から癒やされてしまいます。
まだまだ鑑賞路は上のほうに続いていますが、道も濡れていて滑りますし、誰もいないことで何かあったら救助も呼べないと思い、今日はここまでにすることにしました。
五重塔周辺のあじさいも見頃
あじさい鑑賞路を降り、五重塔周辺の通路からは、まるで私たちを出迎えてくれるかのように咲き誇っています。
橋の上からの眺め。あじさいのグラーデションが絶景すぎます!
五重塔を見上げると、あじさいとのコラボ風景が撮影できます。
風情をたっぷりと感じることができるベストポジション!
お寺とあじさいって、こんなにも相性が良いとは!
ただし、五重塔の無料休憩所はしばらくの間休館しているため、トイレなども使用できませんので、お気をつけくださいね。
追記:トイレは不動堂の裏にあるそうです
あじさいの見頃は6月中旬。7月初旬まで楽しめる
湿度が高くジメジメしていたことで、約20分ほど歩いただけで汗だくになってしまいました。
鑑賞に行く際は、感染対策はもちろんのこと、着替えと水分も同時に持参することをおすすめします。
しかし、あじさいって本当に可憐で美しいですよね。色とりどりのあじさいを見ていただけで、心の曇り空がパッと明るくなるから不思議です。
高幡不動尊金剛寺のあじさいの見頃は、6月中旬。7月上旬まで楽しむことができます。
コロナ禍と雨がしとしとと降り注ぎ、心が曇りがちになってしまいますが、鑑賞マナーを守りながら、高幡不動尊金剛寺のうっとりするほど美しいあじさいを、ぜひ見に行かれてみてくださいね。
高幡不動尊金剛寺の詳しい情報はこちら
- 住所:東京都日野市高幡733
- 電話:042-591-0032
- 最寄り駅:京王線・多摩モノレール高幡不動駅下車 徒歩5分
- 駐車場:あり
- 高幡不動尊金剛寺の公式サイトはこちら