お盆休み中の日原鍾乳洞は大混雑!駐車場は何時頃に満車になるのか聞いてみた

日原鍾乳洞の看板

猛暑で汗だくになる8月15日前後、日本企業の多くはお盆休みウィークに入ります。

2020年度の今年は、東京都がGoToトラベルキャンペーンの対象外に。。

都内から近場の都内である「奥多摩町」に、ゴートゥーされる方も多いのではないでしょうか?

台風19号の影響で臨時休業していた奥多摩町にある観光名所「日原鍾乳洞」は7月9日、新型コロナウイルス感染拡大防止策を取った上で、ようやく営業を再開しました。

奥多摩町「日原鍾乳洞」の営業再開が遅れた理由とは?台風19号による崩落現場を通って聞いてきた

毎年のように、お盆休みの日原鍾乳洞は大混雑!

しかし、新型コロナウイルスの感染者が再び拡大しており、積極的な外出は自粛するように叫ばれている中、「今年は、もしかしたら空いているのかも?」という疑問を抱いた編集局。

駐車場へは何時頃までに到着すればいいのか、バス便は出ているのか、電話して確認してみました。

日原鍾乳洞までのアクセス

東京都の天然記念物の一つに指定されており、関東地方で最大級の鍾乳洞である「日原鍾乳洞」は、東京都の最西端の町「奥多摩町」の一番西奥にあります。

都内から向かうと、最寄りの高度道路のインターは圏央道「青梅I.C.」。青梅市街を通り抜け奥多摩町へ、国道411号から狭い一本道を走ること約1時間10分で到着します。

 

もしくは中央自動車道「八王子I.C.」からは、約1時間半で到着できます。

これらの到着予想時間は、あくまでもGoogleマップ計算上の話。お盆休み中は、この時間を決して信じてはいけません。

奥多摩町

日原街道への道

JR青梅線 奥多摩駅を通り越し、ひたすら「日原街道」を走り続けていきます。

日原鍾乳洞の道

台風19号の影響で崩落し、復旧した仮設道路では、車両の重量制限があるため大型車は通れませんが、普通車なら通ることができます。

日原鍾乳洞までの道1

一本道の区間の道幅は、車1台しか取れないほどの狭さです。

日原鍾乳洞までの道3

「警笛鳴らせ」の規制区間があり、この区間の手前でクラクションを鳴らしてから走行します。

日原鍾乳洞に行くまでのバス

バスも通る道です。

対向車が来たら、片側ギリギリに寄って待機するか、どちらかがバックして道を譲らないと走れない区間も。

日原鍾乳洞までの道5

この道の状況は7月9日時点のもの。1台も走っていませんが、お盆休み中は奥多摩駅から約1〜2時間かかるほど大渋滞する道なのだそう!

ひどいときは、2〜3時間もかかる場合もあるとか(泣)

都心から向かう場合、約3〜4時間は覚悟したほうがいいでしょう・・。

駐車場は何台停められる?お盆休み中は何時頃に満車になるの?

日原鍾乳洞の駐車場

日原鍾乳洞の駐車場は、入り口近くに全部で80台あります。警備員の方が近くに立っており、混雑しているときは空いている場所に誘導してくれるそうです。

日原鍾乳洞の営業時間は午前9時から。お盆休み中は何時ぐらいに駐車場が満車になってしまうのでしょうか?

日原鍾乳洞の担当者に電話で確認してみたところ、なんと午前9時には満車になってしまうとのこと!

新型コロナウイルス感染拡大で人出が減っているかと思いきや、まったくその気配はなく。むしろ、GoToトラベルキャンペーン対象外の影響で、都内から都内への注目観光スポットになっている模様..。

ということは、確実に停めるためには、午前8時台には到着している必要があります。

都内から向かうとなると、午前4〜5時には出発する必要がありますね。早起き必須!!

日原鍾乳洞近くの駐車場が満車になった場合、手前2km地点の臨時駐車場へ駐めて30分ほど歩くようになります。

いずれの駐車場も無料。しかし、同じく確認してみたところ「臨時駐車場も、釣りや登山客で朝早くから満車状態ですよ」と。冷えに行く前にヒエェ〜ッ!て叫びたくなりますね..。

奥多摩駅から小型の西東京バスあり

奥多摩駅前の西東京バス

車が満車なら、電車で向かおう!と思った場合、奥多摩駅から最大27名まで乗車できる小型の西東京バスが運行しています。

日原鍾乳洞までのバス停

しかし、注意点はバスの運行がとても少ないこと。1時間に1本あるかないかです。

お盆の時期は道が大渋滞するため、手前の東日原バス停までしか運行しておらず、バス停から日原鍾乳洞まで約2km、歩くと30分はかかります。

奥多摩駅〜東日原バス停まで、バスの所要時間が約24分、奥多摩駅から順調にバスに乗れたとして約1時間は見ておいたほうがいいでしょう。

お盆時期は大混雑!感染対策は万全に、時間に余裕を持って行こう

日原鍾乳洞の中

新型コロナウイルス感染拡大とは関係なく、お盆休みの日原鍾乳洞は激混みであることがわかりました。

都内から車で向かう場合、高速道路も混雑する可能性もありますので、到着するまでに半日程度は見ておいたほうがいいことでしょう・・。

それぐらい、日原鍾乳洞は人気の観光スポットであり、到着するまでは汗だくになる覚悟が必要です。

日原鍾乳洞の洞内が光っているところ

しかし、到着していざ中に入ると、幻想的で冷え冷えの世界が待っています。

洞内の平均気温は10℃ほど、夏場でもTシャツ1枚では寒いと感じるほどです。上から水滴が垂れているため、防水性がある上着があると良いでしょう。

階段のアップダウンも激しく、ビデオカメラや一眼レフなどは持ち歩かないことをおすすめします。おそらくあとで後悔すると思います・・。

洞内でも新型コロナウイルス感染対策は万全に取っていますが、マスクの着用を忘れないようにするなど感染防止策を徹底し、時間と心に余裕を持って、楽しく行かれてみてくださいね。

日原鍾乳洞の詳しい情報はこちら

  • 住所:西多摩郡奥多摩町日原1048
  • 電話:0428-83-8491
  • バス:平日/日原鍾乳洞行終点下車 徒歩約5分、休日/東日原行終点下車 徒歩約25分
  • 車:圏央道「青梅I.C.」から約70分、中央自動車道「八王子I.C.」から約90分
  • 料金:一般/大人(高校生含む)800円、中人(中学生)600円、小人(小学生)500円
  • 営業時間:(4/1〜11/30)9:00〜17:00、(12/1〜3/31)9:00〜16:30
  • 駐車場:無料
  • 日原鍾乳洞の公式ページはこちら

この記事を書いた人

多摩っぷ編集局

多摩っぷ編集局

多摩地域の中でも特に立川エリアが大好き。地域のグルメやスイーツ、おでかけスポットやイベント情報、地域コラムなどを主に書いています。