京王百草園「梅まつり2019」に行ってきた。急勾配の丘を上って見る景観とお団子が最高

京王百草園梅まつり

1月末〜3月上旬にかけて咲く、春の訪れを教えてくれる梅。

多摩地域にも梅の花を見られるスポットはたくさんありますが、日野市にある「京王百草園」でもたくさんの種類の梅が咲いており、毎年多くの方で賑わう「梅まつり」が開催されています。

2019年度は2月2日(土)〜3月10日(日)に開催されており、今回、はじめて百草園の梅を見に行ってみることに。

気軽な気持ちで出かけてみましたが、梅を見るまで大変な思いをすることになったのです。

京王百草園に行くまでの道のりはこんなだった

京王百草園梅まつり

「京王百草園」は、京王線百草園駅から歩いて約10分の地にあります。駅構内は梅ムード一色に。

京王百草園梅まつり

地図を見なくても、駅から百草園までのわかりやすい案内表示がありますので、安心して向かうことができます。

京王百草園梅まつり

住宅街の中を歩いていくのですが、途中から急な坂道に。約7分ほど歩いたところで「あとひといき」という看板を発見!

しかし、あとひといきの道のりが、さらに険しい急勾配に変わっていくのです。

百草園までの道のり

ゼーゼーと息を吐きながら、なんとか頑張って坂道を登っていきます。

京王百草園梅まつり

「急な坂道で大変でしたでしょう」と、2人の警備員さんににこやかに出迎えられながら、汗だくでようやく「京王百草園」の入り口にたどり着きました。

百草園の中の梅は奥深い梅の数々!

京王百草園梅まつり

園にたどり着くまでも坂道でしたが、百草園の中も坂道が多いです。頑張って進んでいきましょう。

京王百草園梅まつり

正門の階段付近の場所に、ひときわ咲いている白い梅の木が。青空とピンク色と白い梅のコントラストがとても美しいです。

京王百草園梅まつり

道の途中では多摩川を望むことができて、見晴らしもすばらしい!

京王百草園梅まつり

正門の階段を登っていくと、温かみあふれる茅葺屋根(かやぶきやね)の「松連庵(しょうれんあん)」が見えてきます。

京王百草園梅まつり

京王百草園梅まつり

京王百草園梅まつり

ピンク色の梅が咲き誇っており、ホッと心を和ませてくれるスポットです。2月初旬ですと「松連庵」近くの梅が1番見頃を迎えておりました。

上から眺める梅の木々もまた奥深い!さらに上に昇っていきましょう。

京王百草園梅まつり

なんというすばらしい景色でしょう!

登りきった見晴台からは、梅の木々とともに東京スカイツリーや都庁、反対側には富士山まで見渡すことができます。

福寿草

結構急斜面で降りるのも大変ですが、先程の松連庵のある広場には、福を呼び込むかわいらしい黄色い花「福寿草」も見ることができました。

梅を眺めながら食べる醤油団子と梅の水割りがとてもおいしい

団子

園内は、香ばしい香りでいっぱい!実際にお団子を炭火で焼いており、「しょう油」か「くるみみそ」の2種類から選ぶことができます。

団子

1度しょう油だれにつけて、再度炭火で香ばしく焼いていただけます。

1本400円ですが、通常サイズの1.5倍ほどのボリュームがあります。

団子

食べると甘くてもちもちしているのに、しょうゆの香ばしい香りが食欲をそそります。梅を見ながら食べるおだんごって、どうしてこんなにおいしいのでしょう!

梅ジュース

梅の水割りも、さわやかな香りでほんのり甘くてフルーティー。汗だくになって坂道を登って来た甲斐がありました。

梅まつりは催し物&来場者プレゼントあり

コンサート

梅まつり期間中は、多くの催し物が開催されています。

生花の展示や絵画展のほかに、琴・尺八・フルート・津軽三味線・和太鼓など、さまざまな演奏や演歌・マジックショーなども行われる予定です。

ちょうど行ったときには、フラメンコギターの演奏を行っておりました。

透き通るような青空のもと、紅梅の梅を見ながら聞く音色にうっとりしてしまうことでしょう。

梅まつり

他にも、来場者プレゼントとして園内ラリーが開催されており、参加した人には「京王百草園オリジナルカード」、京王タクシーで来園すると梅干しがもらえたりします。

実は高幡不動駅から京王タクシーで向かおうと思っていたのですが、個人タクシーしか見かけず(泣)

もし、京王タクシーを見かけましら、ラクに到着して梅干しももらえますので、タクシーに乗ってぜひ向かってみましょう。

2月9日(土)〜3月10日(日)の土日祝日には、青梅の御岳山でおなじみの御嶽汁が販売されますのでお楽しみに!

京王百草園に早春の香りを感じにでかけよう

京王百草園梅まつり

京王百草園は、園内までもとても急勾配な坂道ですし、園内もとても坂道が多いです。行くだけでもヘトヘトになってしまうかもしれません。

でも、頑張ってたどり着いた先には、とてもきれいな梅が咲き誇り、見晴台からの絶景は格別にすばらしいです。

今回は2月初旬に行きましたが、2月中旬頃に行くとちょうど見頃を迎えていることでしょう。

梅だけではなく和ごころたっぷり溢れる場所ですので、心がざわざわしているときに訪れると、スーッとなにかを取り払ってくれるかもしれません。

梅もすてきでしたが、私自身は、花より団子でしたけれどね(笑)

子どもからお年寄りまで一緒に楽しめるのが、百草園梅まつりの素晴らしいところです。

本格的な和の空間の中に広がる数々の梅を、あなたもぜひ楽しみにいらしてくださいね。

京王百草園「梅まつり」の詳しい情報はこちら

  • 梅まつり開催期間:2019年2月2日(土)〜3月10日(日)
  • 住所:日野市百草560
  • 電話:042-591-3478
  • 営業時間:9:00〜17:00
  • 定休日:水曜日(梅まつり期間中無休)
  • 入園料:大人300円・小人100円
  • 京王百草園「梅まつり」の公式サイトはこちら

この記事を書いた人

多摩っぷ編集局

多摩っぷ編集局

多摩地域の中でも特に立川エリアが大好き。地域のグルメやスイーツ、おでかけスポットやイベント情報、地域コラムなどを主に書いています。