手ぶらでOK!奥多摩のニジマス釣り場「峰谷川渓流釣場」が穴場スポットである理由

峰谷川渓流場

子どもたちが夏休みに入ると、大自然の中の河川に行き、ニジマスを釣っておいしい塩焼きなどを食べてみたいですよね。

でも、釣りなんて今までしたことないし、釣り道具も持ってない。都内の自然あふれる釣り場に手ぶらで行きたいけれど、混雑しているところはイヤ!

そんな方に都内の釣り場の穴場スポットとしておすすめなのが、東京都西多摩郡奥多摩町にあるニジマス釣り場「峰谷(みねだに)川渓流釣場」です。

なぜ、穴場スポットとしておすすめなのか?

今回は、奥多摩町の地域おこし協力隊であるオクタマニアさん(@okutamania)にご協力いただき、たっぷりと取材してきました。

峰谷川渓流釣場へのアクセスの仕方

奥多摩湖

峰谷川渓流釣場は、秩父多摩甲斐国立公園内に位置する自然豊かな釣り場です。八王子方面から国道411号で奥多摩湖を目指して向かいます。

峰谷川渓流場の交差点

奥多摩湖沿いをさらに進み、赤い橋「峰谷橋」が見えてきたら右折し、山道をさらに登っていきます。

峰谷川渓流場の入り口

こちらが峰谷川渓流釣場です。JR奥多摩駅から車で約30分でたどり着きました。

敷地内に約70台ほど置ける大きな無料駐車場がありますので、車でのアクセスも抜群です。

峰谷川周辺マップ

こちらが渓流場周辺マップです。奥多摩の中の奥多摩であり、まさに秘境の地ですね!

峰谷川渓流場のバス停

奥多摩駅からバス便もあります。約30分で到着しますが、本数が限られていますので、時刻表を確認することをおすすめします。

峰谷川渓流釣場の料金体系

峰谷川渓流場の受付

受付は入り口からすぐの場所にあります。峰谷川渓流釣場の入漁料は以下の通リです。

1日券(8:00〜17:00)

ヤマメ・イワナ 4,500円
ニジマス 3,000円

半日券(12:00〜17:00)

ヤマメ・イワナ 3,000円
ニジマス 2,000円

えさ

峰谷川渓流場のえさ

いくら(小) 350円
いくら(大) 550円
ぶどう虫(30匹入り) 600円

レンタル

バーベキュー用品

バーベキュー用品

画像提供:OBC

鉄板 500円
焼網 100円
イス 500円
テーブル 1,000円

販売

炭(2kg) 650円
薪(1束) 500円
竹串(1本) 50円
氷(保冷用1袋) 200円
クーラーバッグ(氷付き) 500円

エサからバーベーキュー用品まで、ここでひと通り揃えられることがわかります。

もちろん、自前の竿やエサの持ち込みもOK!バーベキューの食材も持ち込みが可能です。

入漁承認証

受付で入漁料を支払うと、こちらの入漁承認証をいただけます。洋服や帽子に見えるようにつけておきましょう。

釣り竿

釣り竿はこちら。色がツヤツヤ光っているやつが、丈夫でおすすめだそうです。

準備が整ったら、早速釣り場に向かいますよ!

峰谷川渓流釣場の釣りスポット

峰谷川渓流場

釣り場には、この坂を下りて向かいます。下りていくうちに川の流れが見えてきて、あまりの美しい絶景にびっくり!

うだるような暑さが、下りていくうちに涼しくなっていくのがわかります。

峰谷川渓流場

坂を降りて橋を渡ると、都内とは思えないような大自然が目の前に!

なぜ、こちらが穴場スポットと言えるのか?

それは、こんな理由だからです。

峰谷川渓流釣場が穴場スポットである理由

水の透明度が抜群!

峰谷川渓流場

渓流の中の水の透明度が素晴らしいです。

今まで多摩地域の色々な釣り場に行ったことがありますが、こんなにキレイな水流ははじめてかも?!

放流されたニジマスが泳いでいるのもハッキリとわかるぐらい透明度抜群で、触るととても冷たくて気持ちがよいです。

猛暑日でもマイナスイオンたっぷりで涼しい!

峰谷川渓流場の新緑

外気温35度を超える猛暑日でしたが、汗がスーッとひいていくぐらい、とても涼しいです。外気温からマイナス10度ぐらいの体感温度でした。

緑が生い茂り、マイナスイオンたっぷり!イヤなこともここにいると、あっという間に忘れてしまうほどでした。

1グループ1区画。他の人と釣り糸が絡まる心配なし!

峰谷川渓流場で釣っているところ

他の釣り場ですと、他の人と同じ区画で釣りをすることが多く、大混雑していると釣り糸が絡まってしまい、釣り竿を有料で交換するトラブルが発生したりします。

しかし、峰谷川は全部で60区画あり、1グループで1区画を広々と使えます!もちろん、釣れそうな区画を事前に選ぶことができます。

他の人と釣り糸が絡まる心配もなく、気兼ねなく思う存分楽しむことができます。

時間も尾数もなんと無制限!

渓流場

せっかく釣りに来ても、時間の制限があったり、尾数に制限があると、気になって釣れなくなってしまいますよね。

峰谷川では、営業時間内なら時間無制限で好きなだけ釣ることができます。放たれた区画内の魚は全部釣ってしまっていいのです。

思う存分、釣りに集中することができますよ!

ヤマメ・イワナの区画もあり!

ヤマメ・イワナ釣り場

水がキレイだからこそできること、それはヤマメ・イワナも釣れる場所があることです。

上流側にヤマメ・イワナを釣るスポットが分かれており、本格的な釣りを楽しむことができます。

釣った魚はその場で塩焼きにして食べれる!

ニジマスさばき

自ら釣った魚は、水場でさばくことができ、1匹100円で塩焼きにできます。さばき方がわからなければ、丁寧に教えていただけますよ。

峰谷川渓流場の焼けた塩焼き

なんと、炭火焼きでこんがりジューシーに!

他の釣り場でも塩焼きは食べられますが、ガス火が多く、天然の炭火で焼いたニジマスを食べられる点がポイント高し!

峰谷川渓流場の焼けた塩焼き

清流のそばで食べる香ばしいニジマスは、格別においしかったです。これがニジマス釣りの醍醐味と言えますね。

釣ったニジマスは持ち帰りも可能!

峰谷川渓流場の冷凍品

その場で塩焼きにして食べるのも楽しいですが、その場で食べずに持ち帰りも可能です。

クーラーバッグと氷は有料ですが、持ち帰りしやすい袋に入れていただけます。

峰谷川渓流場の釣れた魚

酷暑の日でも保冷効果抜群で、3〜4時間経過しても鮮度はしっかり保たれていました。

トイレは男女別でとてもキレイ!

峰谷川渓流場の小屋

アウトドアをしてみたいけれど、トイレが汚かったり、男女共用だと行くのも躊躇してしまうことってないですか?

峰谷川のトイレは、なんと男女別々!とてもキレイに清掃されており、気持ちよく過ごすことができました。

約5時間でどれぐらい釣れたのか?

峰谷川渓流場の釣り

さて、実際に釣りを体験した結果、どれぐらい釣れたのでしょうか?

朝11時から3人で交互に開始。

釣り竿を入れた瞬間から、浮きがピク、ピクピク〜〜!

峰谷川渓流場で釣れたところ

つ、釣れたぁ〜〜!

午前中は放流したてということもあり、入れたらすぐに食いつくなど絶好調!

峰谷川渓流場の釣れた魚たち

次々に釣れては、網の中へ入れ、1時間でなんと7匹も釣り上げちゃいました。

峰谷川渓流場の焼けた塩焼き

お昼は、串つきの塩焼きを思う存分かぶりつきます。まさに幸せなひととき!

釣り

しかし、午後はニジマスさん、だんだんと飽きてきてしまったのか、なかなか釣ることができず。

いくらを2〜3個つけたり、ぶどう虫にしたり、浮きの位置を変えたり、色んな場所を試したり・・。

人間があらゆる作戦を試行錯誤しながら、ニジマスとの頭脳戦を繰り広げます!

峰谷川渓流場の釣れた魚たち

悪戦苦闘しながらも、約3時間で5匹を釣り上げることができ、5時間で合計12匹も!その日はニジマスづくしで、お腹も心もたっぷり満たすことができました。

夏休み中は大混雑必至!じゃらんで予約が便利

峰谷川渓流場

画像提供:OBC

峰谷川渓流釣場に来ると、「人が作った釣り場」という感覚を忘れてしまうほどの大自然が広がっていました。

秘境の地ですので、ガヤガヤしたキャンプ場とは一線を画しています。静かな環境で釣りに没頭したい人にとってはまさに穴場スポット!

手ぶらでOKですし、初心者にも優しい設備が十分に揃っていることで、誰でも安心して釣りを楽しめる環境と言えるでしょう。

日々忙しいと、大自然に触れる機会なんてほとんどありません。スマホなどデジタルツールが欠かせず、色んなしがらみでイヤになってくることも・・。

「そうだ、奥多摩に行こう!」

そんなときに、峰谷川渓流釣場に来てみてください。

大自然の中で、ただ一心になってください!

釣りって、一対一との対話です。

対話することで、心の奥底に溜まっている邪念を取り払ってくれます。

塩焼き

無我夢中になって釣った魚をほおばっているだけで、イヤなことも一瞬で忘れてしまいますよ!

峰谷川渓流釣場は、現地で受付も可能ですが、夏休み期間、特にお盆休みなどは大混雑で入れないことも!

遊びサイト「じゃらん」なら、体験料金・釣り竿・エサ代が全部含まれたパックプラン「手ぶらでOK!ニジマス釣り放題プラン」があります。

ネットで簡単に予約可能でポイントもつきますし、安心して出かけることができます。

「夏休み、どこか行くところないかな?」と考えている方は、峰谷川渓流釣場にぜひ行かれてみてくださいね。

大自然の中で、たくさんのパワーがもらえますよ!

峰谷川渓流釣場の詳しい情報はこちら

この記事を書いた人

多摩っぷ編集局

多摩っぷ編集局

多摩地域の中でも特に立川エリアが大好き。地域のグルメやスイーツ、おでかけスポットやイベント情報、地域コラムなどを主に書いています。