立川シネマシティに映画を見に行き、新型コロナウイルス感染防止策が取られているか確認してきた

シネマシティの座席

新型コロナウイルス感染拡大の防止を理由に、営業休止を余儀なくされていた映画館。5月末に緊急事態宣言が解除され、街ナカの施設も、再び明かりが灯るようになってきました。

立川駅前にある「立川シネマシティ」では、6月5日(金)より営業を再開。しかし、映画館と言えば密閉された空間だけに、行きたくても「感染したらどうしよう..」と不安になりますよね。

そこで!

今回、久しぶりにシネマシティに映画を見に行き、きちんと感染防止策が取られているか、実際に映画を見てくることにしました。

立川シネマシティ 入り口の新型コロナウイルス対策

券売機の前で並ぶ場所

立川シネマシティは「シネマ・ワン」と「シネマ・ツー」の2つの映画館があります。今回は「シネマ・ワン」のほうにやってきました。

チケット売り場の足元にはテープが貼られ、人と人との距離を取るように対策が施されています。

シネマ・ワン

スタッフの方たちもマスクを着用し、就業前の検温はもちろんのこと、体調管理には十分に気をつけているとのこと。

調整中の券売機

券売機・予約発券機・チケット窓口は1台ずつ空けて稼働。発券するときもソーシャルディスタンス!

アルコール消毒スプレー

チケット売り場の横には、アルコール消毒スプレーが設置されております。

感染防止のお願い告知ポスター

入り口には「新型コロナウイルス感染症予防に関するお願い」のポスターが貼られています。

館内に入る前に、自分の感染防止対策が十分かどうか、きちんと確認してから入るようにしましょう。

  • 発熱やせきなど、体調に不安のあるお客さまはご来場をお控えください。
  • 入館時および上映中も原則マスク等を着用してください。
  • 座席は1席空けて販売をしています。
  • ブランケットの貸し出しは休止しております。

館内の新型コロナウイルス対策

シネマシティの中

チケットは手渡しではなく、スタッフの方による目視確認です。チケットを渡したあとにも、アルコール消毒を行います。

しかし、他の映画館で一般的なサーモグラフィーによる検温は実施しておりません。

新型コロナウイルスの対策が取られている館内

売店の飲食もようやく再開されました。

売店レジ前の対策として、飛沫感染防止のためにアクリルボードを設置。釣り銭のやり取りはキャッシュトレーに置く対策が取られています。

アルミのイスや長椅子もありましたが、現在は感染防止のために一時的に撤去。フロア内はとてもシンプルに。

ディスタンスを取る館内

売店に並ぶときにも、ソーシャルディスタンスの目印となるテープが貼られています。

アルコール消毒スプレー

売店の横にも、アルコール消毒スプレーとペーパータオルが設置されていました。

トイレの水を流すときの注意書き

トイレの水を流す際に、飛沫感染予防のためフタをした状態で閉めるよう、注意書きが貼られておりました。

トイレの中のハンドタオル中止

感染防止のためハンドドライヤーの利用が中止に。シネマシティだけではなく、多くの飲食店でも同様の処置を取っているところが多いです。

トイレの中のペーパータオル

ハンドドライヤーの代わりに、ペーパータオルが設置されていました。

感染防止対策が取られた館内で鑑賞した結果

今日から俺は!の告知

さて、今回見る映画は『今日から俺は!劇場版』です。暗いニュースが多い中で、笑い転げるような映画が見たかったというのが選んだ理由です(笑)

映画館

館内は換気が強化されているとのこと。上映中はドアが閉まっておりますが、休憩中は前後のドアだけではなく、すべてのドアが開いております。

映画館の館内

肝心の座席ですが、WEB予約するときに1つ置きの席での予約となっています。

シネマシティの中

実際の館内がこちら。前の席と重ならないように配置されているため、背の高い人が座っても、スクリーンが見えずにイライラすることがありません。

ドリンクの置き場はどっちだったけ?と気にすることなく、ゆったりと肘を置くこともできます。(2つ分のシートを占領することはやめましょう)

1つ置きに配置された座席

カップルの方は寂しいかもしれませんが、おひとりさまで鑑賞する人からすると、隣の人を気にすることなく、プレミアムシート並みにノンストレスな空間です。

マスク

鑑賞時は、飲食時以外はマスクを着用したままです。

これが結構息苦しい・・。

ポップコーン

ポップコーンを食べるときに、はずしてまたつけて、ドリンクを飲むときに、はずしてまたつけて・・。

この繰り返しにイライラしたりしますが、感染を防止するためですから致し方ありません。

マスクを長時間つけ続けたままの鑑賞は、映画への集中度がやや落ちます。しかし、感染防止のためですから、館内のマナーは必ず守るようにしましょう。

鑑賞後はスタッフの方がゴミ箱の前に立っていたかもしれませんが、現在は自分自身でゴミ箱に捨てるようになっています。

スタッフの方も感染するリスクがあります。少しでも人と人との接触を抑えるような工夫が施されていました。

立川シネマシティの感染拡大防止策は十分すぎるほどだった

シネマシティの座席

シネマシティさんに電話で確認してみたところ、上映後のシートは掃除や消毒を徹底的に行っているとのこと。

「現在は不自由をおかけしていますし、今はライブ上映も行えず、盛り上がりにかけてしまうかもしれません。今までのように楽しい空間に戻れるように、今後も感染防止策は徹底し、せめて2〜3時間だけでもくつろげる時間をお届けできるように、努力と改善を続けていきたいです。」とのことでした。

感染拡大を同じように心配されておりましたが、それでもみんなの笑顔を取り戻したい。その熱い思いがひしひしと感じられました。

立川シネマシティで新型コロナウイルス感染防止策が取られているか確かめてきましたが、十分すぎるほど対策が取られていることがわかりました。がんばってる、シネマシティさん!

ただでさえ「密」になりやすい環境だからこそ、館内の最低限のマナーを守ることはもちろん、マスク着用とアルコール消毒は必ず行うようにしましょう。

一人ひとりの対策が、多くの人への感染拡大を防止します。

ストレスがたまりやすい今だからこそ、しっかりと感染防止策を施し、映画を見て心に栄養をたっぷり与えてあげてみてくださいね。

この記事を書いた人

多摩っぷ編集局

多摩っぷ編集局

多摩地域の中でも特に立川エリアが大好き。地域のグルメやスイーツ、おでかけスポットやイベント情報、地域コラムなどを主に書いています。