JR青梅線の終着点である奥多摩駅。大自然に囲まれた駅周辺は、日中多くの登山客で溢れかえります。
1月の空気が澄んでいる季節に、駅前にあるコインパーキングに駐車したときのことです。
ふと、後ろを振り返ってみたら、巨大な工場がそびえ立っているではないですか!
「この工場が見える絶景ポイントがありますよ。」と、地元の方に教えていただき、早速向かってみることにしました。
奥多摩駅から車で絶景ポイントに向かってみた
奥多摩駅改札を出たら右に曲がり、奥多摩町役場を通り過ぎて行きましょう。
奥多摩駅から徒歩1分の地にあるコインパーキング「タイムズ奥多摩町役場」。このすぐ後ろに「奥多摩工業 氷川工場」があります。
この巨大な工場は、日原川の岸壁に張り付くように立てられた石灰石の工場で、今でも現役で活動中。なんとも言えない寂れっぷりが工場マニアの心をくすぐるかのように佇んでいます。
駐車場を出て日原川に架かる橋を渡り、さらに上を目指して車を走らせていきます。
1車両しか通れないほど細い道で、途中に閑静な住宅街があります。住民の方のご迷惑にならないように、マナーを守って走行するようにしましょう。
正面から見た巨大工場の夜景は素晴らしかった
巨大な工場が見える絶景ポイントまでやってきました。車のライトがないと真っ暗で何も見えません。怖いー!
この道沿いから見える景色を見てみると、
すばらしい絶景が広がっていました。
工場を照らすほのかなネオンがきらめき、まさに奥多摩でしか見られない光景です。
美しい!
もう少し登ったところからの景色は、人工的な明かりとは思えないほどの美しさ!
絶景が見られる地点は駐車スペースがなく、近隣の方や通行する方にご迷惑が掛かるので長時間の駐車は出来ません。
車のサイドガラス越しからでも十分に楽しめますが、もし降りてから観たい場合、周りの安全をきちんと確認し、すみやかに立ち去るようにしましょう。
奥多摩工業は、実は裏から楽しむルートもあり、裏からの場合はほとんど工場の内部を通行できるとか。今度は昼間にも見学に行ってみたい!
奥多摩駅にもし行かれることがありましたら、幻想的な工場や美しい夜景をぜひ見に行かれてみてくださいね。