奥多摩町を今後どう盛り上げていったらよいかについて話し合う「第一回奥多摩若者会議」が開かれたのが、2018年12月23日。
奥多摩に移住して働いている人たちの思いがものすごい熱かった【第一回奥多摩若者会議】
あれから3ヶ月経った2019年3月末、二回目の会議が行われることになりました。
第二回目の会議名が「勝手にオクタマニフェスト 奥多摩政策会議」と勝手に(!?)変わりましたが、細かいことは抜きにして、今回は20名以上の参加者が集まることになりました。
参加者の方たちがほぼ奥多摩エリアに生息ということもあり、どちらかというとアウェイな地から参加する私としては、「移住者」目線で参加してみることに。
「うまく溶け込めるかな?」とドキドキしながら行って参りましたが、そんな心配なんて吹き飛んでしまうような胸アツ奥多摩ワールドが広がっていたのです。
「第二回奥多摩政策会議」の会場はこちら
今回の会場は、JR奥多摩駅から約5分の地にある、カフェ&レストラン「CELLA(セラ)」さん。
奥多摩駅を下っていき、右に曲がって氷川橋を渡り、さらに右に入った場所にあります。奥多摩駅からすぐの場所にあるので、アクセス抜群!
店内に入った瞬間、「ここ、奥多摩だよね?」と疑ってしまいたくなるほどのゴージャスな空間が広がっていました。
白い建物を基調に、吹き抜けの2階には肌がツルツルになる岩盤浴が、地下にはなんと温泉施設まであるのです。
外に一歩出ると、そこは東京都とは思えないほどの大自然が広がっています。
3月末の奥多摩は気温がまだまだ寒く、じわっと温かくなる癒しの暖炉がとてもありがたい!
CELLAさんのご厚意で、おいしそうなお酒やドリンク、おつまみや軽食を提供していただき、参加者の方たちも持ち寄りでの会議がスタートすることになりました。
奥多摩で実現したい夢宣言が続々噴出!
今回の奥多摩政策会議の主催者が、奥多摩町の地域おこし協力隊オクタマニアさん。今回の政策会議の主旨や奥多摩で実現したいことを熱く語ってくれました。
「この地に引っ越してきてから、楽しいことしかないです!」
オクタマニアさんも名古屋から移住してきたこともあり、同じ思いを持っている人のチカラになりたい!という思いが人一倍強いのでしょう。
自分で言わなくても、奥多摩が大好きすぎるオーラは十分に伝わってきます(笑)。
山梨県の丹波山村の方に話を伺うと、まいたけ栽培の話を目をキラキラ輝かせながら話しておりました。心の底から大自然の地が大好きなんだなと。
奥多摩の山々に訪れてくれる人たちに、温かいおもてなしをしたいと、カフェを営む人たちや、キレイな水源や森林を利用して事業を営む人たちも。
参加者の方たちと順番にご挨拶して回ってきたのですが、皆さん、目がまぶしいほどキラキラしているのです。
少子高齢化、そして人口減少時代、奥多摩には多くの空き家が存在します。しかし、空き家をそのままに放置しようという考えが彼らにはありません。
むしろ、思いっきり活用していこうじゃないかと。
奥多摩を愛しているからこそ、奥多摩に住みたいと思っている人の助けになりたい、「住みたい」と思える人をどんどん増やしていきたい。
奥多摩の未来像を語るときの情熱は暖炉の炎よりも熱く感じられ、この情熱があれば、きっと多くの人に届くのではないかと強く思ったのでした。
第2回奥多摩政策会議で、多くの熱いアイデアが湧き出る
参加者同士、和気あいあいと交流を楽しんでいましたが、ただ単純に楽しんでいただけではありません。
奥多摩の未来を見つめる眼差しは強く、会議名の通り、今後の奥多摩をこのように盛り上げたいというマニフェストが続々と登場してきました。
地元を愛するパワーってスゴいです!
「奥多摩でこういうの作って欲しい!」という要望もたくさん出てきましたが、今後の奥多摩を盛り上げられるような個性あふれるアイデアもたくさん集まったのです。
内容が気になりますよね?
集まったマニフェストを、どのように具体的に実現していくか。今後の会議でどんどん練られていくことでしょう。
奥多摩を盛り上げたい胸アツな人たちがたくさんいることがわかった
最後は「OBC(OgouchiBanbanCompany)」のかん先生とともに、全員で山と川のポーズをする山川撮影。移住者目線で参加してきましたが、すぐに打ち解けることができました。
正直な話、人口も減っていくし、若い人たちはどんどん都会に出ていっちゃうし、お店も潰れていくし、奥多摩なんて廃れる一方では?と思っていました(ごめんなさい..)
しかし、3ヶ月前に、奥多摩に移住してきた人たちと接したときに、そんな固定概念はくつがえされ、第1回、第2回と会議を重ねていくうちに、考え方はどんどん変わっていきました。
もしかして、奥多摩、これからどんどん人が集まってくるんじゃない?と。
以前、テレビでもやっていたのですが、住んでいる自分たちが地元を愛さないで、観光客が愛するわけがないと。
愛する人達の愛が熱いことで、その熱さに惹かれて来る人がいるのではないかと、この会議に出席したことで感じてきました。
長年地元に住んでいる人達ばかりがいる地に入るのは、たしかにしんどいですし、溶け込めなかったりと、苦労することも多いかもしれません。
しかし、この胸アツな人たちを見て、どう思いますか?
「奥多摩においで!」「こんなにも楽しいところだよ!」と、熱いハートを持った人たちが、こんなにも多くいることに、安心感を持ちませんか?
人生は一度きり。
過ぎ去った時間は2度と戻ってこないからこそ、思いっきり楽しんでいる人達がいる場所に住んでみたいと思いませんか?
楽しんでいる人たちと、一緒に奥多摩で楽しんじゃおう!
日々何かに悩んでいたら、奥多摩にぜひ行かれてみてくださいね。あなたも、奥多摩胸アツになること間違いなしです。
とても楽しかったです。
第3回目の開催も楽しみにしています!