多摩っぷ編集局 
都内の新型コロナウイルスの感染者数が1日で130人を超えるなど、現在感染者数が急激に増え続けている厳戒態勢の中、東京都から不要不急の外出自粛要請が出ております。
立川駅周辺エリアの商業施設では、4月上旬から臨時休業を相次いで発表。多摩地域でも繁華街に位置する立川駅周辺の週末は、一体どうなっているのでしょうか？
（注意：多くの人が密集する場所や室内密閉空間を避けて取材しています）
駅前では不要不急の外出をモニターで呼びかけ
立川駅前の商業施設「伊勢丹立川店」では、小池都知事が不要不急の外出、3つの密（密閉空間、密集場所、密接場面）を避けて行動するように呼びかけていました。
立川駅北口にある電光掲示板でも「不要不急の外出を避けましょう」と呼びかけ。多くの人の目に止まるよう、対策を講じておりました。
立川駅・周辺商業施設の状況
伊勢丹立川店は、4月4日（土）・5日（日）・11日（土）・12日（日）は臨時休業日に。入り口はシャッターが閉められておりました。
伊勢丹に隣接する宝くじ売り場も、4月4日、5日ともに臨時休業へ。
伊勢丹お隣の「エクセルシオール カフェ（EXCELSIOR CAFFÉ）」も臨時休業。伊勢丹1Fのスターバックスも同様に4日・5日臨時休業しておりました。
「立川高島屋S.C.」は、4月4日・5日の2日間、宝石や化粧品など一部売場を臨時休業。2階・6階・9階は営業時間を変更しておりました。
フロム中武は、2時間短縮して営業。地下1階のカラオケまねきねこは、13日まで臨時休業しておりました。
高島屋のお隣「シネマシティ」、サンサンロード沿いにある「シネマ・ツー」は4月12日まで臨時休業。映画の街立川がひっそりと静まり返っておりました。
ルミネ立川店は、1F・B1F以外は臨時休業中。営業時間も19時までに変更しておりました。
グランデュオ立川は、営業時間を19時までに変更して営業。グランデュオ立川は、食料品売場は営業していました。
エキュート立川は、全館20時までに閉店。営業時間変更で対応しておりました。
駅前の人出や道路状況
人出に関しては、いつもの土日とは打って変わってひっそり。平日の昼間よりやや少ないぐらいの人出でした。
北口の立川通りは、バスの行き来は従来どおりあるものの、自家用車はほとんど走っていませんでした。
休日は、伊勢丹立川店の駐車場に入るための行列ができるのですが、臨時休業中であるため、ほとんど走っておらず。
平日の夜や休日は、ポケモンGOで多くの人でひしめき合っている橋の上はほとんど人がおらず、ポケ活は多くの人たちが自粛しているようです。
いつもなら、場外馬券場売り場に向かう人で溢れかえっている「WINS通り」も、ほとんど人が歩いていない状況でした。
多くのお店がひしめき合う立川駅南口「すずらん通り」もガラガラ状態でした。
飲み屋街・ゲームセンター・パチンコ・カラオケ店などの状況
こちらは南口の飲み屋街。17時を回っており、夜の営業が始まる時間帯ですが、多くのお店がシャッターを閉めたままの状態でした。
昨年末にオープンしたばかりのたこ焼き屋「タコとハイボール」のお店も臨時休業中。シャッターを閉めて張り紙をしているお店が多く見られました。
南口駅前のゲームセンター「SEGA」も臨時休業中。いつもなら明るい店内が、暗くてひっそりとしていました。
パチコン店やカラオケ店は臨時休業しているお店が多数。しかし、いつも通りと変わらず営業している店舗もありました。
多くの店舗に敬意を表したい
大型商業施設や周辺店舗では、外出自粛要請により売上減少が続くことで、みな同じように悲鳴を上げていることでしょう。
しかし、営業時間短縮や臨時休業という対応をしていただいたおかげで、人出を必然的に抑えられていることがわかりました。
魅力的な店舗が多い立川駅周辺。さまざまな感染防止策を講じていただいた多くの店舗に敬意を表したいです。
ひっそりとした立川駅前はとても寂しいです。
また活気溢れる駅前に戻れるよう、心より祈っております。