立川市内では、ここのところ、野生の動物が出没することが多いです。
2018年8月には野生のシカが住居内に出没したり、2019年10月7日には、立川市西砂町5丁目付近において、 野生のイノシシ2頭が出没しました。
立川警察署からの情報です。 10月17日午前10時07分ころ、立川市緑町3173昭和記念公園内において、野生の猪が出没しました。 発見の際は、近寄らずに距離をとり、すぐに11… https://t.co/w9AufZvp2G #動物出没 #東京都 #立川市 #緑町 #安全ナビ
— 安全ナビ@立川市 (@anzen_tachikawa) 2019年10月17日
そして、2019年10月17日(木)の午前10時頃、昭和記念公園内で野生のイノシシが出没したという情報が入りました。
これに伴い、昭和記念公園はお客様の安全確保のため、臨時休園に。
昭和記念公園公式ページ:10/17(木)イノシシ出現による臨時休園について
昭和記念公園でも休園のアナウンスが
すでに園内に入られている方の安全を第一に考えられてのことでしょう、昭和記念公園の園内放送でも休園のお知らせと、パークトレインが無料で使えますというアナウンスが流れていました。
園に向かって歩く人たちに、スタッフの方たちが「今日は休園になりました」と話しかけて対応しておりました。本当にお疲れさまです。
発券機もシャッターが閉められていました。
入り口にも、本日臨時閉園の貼り紙が。スタッフの方と話したのですが、おそらく台風19号で多摩川が氾濫し、イノシシが泳いで流れついたのではないかと。
え、イノシシが泳ぐ?
大量のイノシシが増水した利根川から避難してた!!#台風#利根川#堤防#イノシシ pic.twitter.com/VoHa2yCpW0
— こた2 (@nextstage_002) 2019年10月12日
イノシシってスイスイ泳ぐんですよ。先日、台風19号で増水した利根川をイノシシ一家が泳いで安全な場所に向かって走り去っていくツイートが話題になっていました。
もしかすると、氾濫した多摩川を泳いで、増水した残堀川も渡り切り、昭和記念公園にたどり着いたのかもしれません..。
昭和記念公園では、イノシシが発見されるまで休園するとのこと。多摩モノレール「立川北」駅にも貼り紙で注意喚起を行っておりました。
もし、イノシシの遭遇したらどうしたらいい?
もし、イノシシに遭遇したらどうしたらいいのでしょうか?
こちらの立川ゲートに貼られていた張り紙をご覧ください。
イノシシと遭遇した場合は大変危険ですので、近づいたり物を投げたりしないで、背中を見せずにゆっくりと後退して、距離を取りつつ安全を確保するようにしてください。
大事なことなので、もう1度言いますよ。
背中を見せずに、イノシシと向き合ったまま、ゆっくりと後退です!
イノシシを見かけても、慌てて逃げたりせずに、イノシシを興奮させないように、落ち着いて行動するようにしましょう。
たまたま昭和記念公園の近くにいましたのでお伝えしましたが、興味本位で近づくのは絶対にやめましょう。
もし、イノシシを発見された際は、近くのスタッフ、または管理センター(電話:042-528-1751)まで連絡するようにしてくださいね。
近くにスタッフの方がいない場合は110番通報を。
問い合わせ先:立川警察署 042-527-0110
被害が出ず、イノシシさんが穏やかに棲み家に帰れることを祈っています。
2019年10月18日(金)追記:イノシシは成獣?!
目撃情報によると、イノシシは一頭、大きさから考えると「成獣」とみられるそうです。お気をつけください。
情報元:読売オンライン「昭和記念公園イノシシ出没 安全確保のため休園」
2019年10月21日(月)追記:通常開園へ
参照元:昭和記念公園
専門家の方と共に点検した結果、イノシシの痕跡がないことから、園内への潜伏はないものと判断。イノシシ出没後、園内の一部エリアの利用を規制しておりましたが、10月22日(火・祝)より利用規制を解除するとのことです。
なにわともあれ、規制が解除されてよかったです。
発見されてないことには変わらず、お近くで発見された場合も、急いで背を向けて逃げたりせず、イノシシから見えない場所に静かに移動しましょう。
しかし、イノシシさん、どこに行ってしまったのでしょうか・・?
イノシシさん、無事に山に帰って幸せに暮らしているといいですね。