聖☆おにいさん、凪のお暇の撮影も!オニ公園は地元の人たちに長年愛され続けている立川の名物スポット

オニ公園

JR立川駅から徒歩で約5分の地に、とてもインパクトの強い公園「錦第二公園」があります。

その公園は巨大なオニの滑り台があることから、通称「オニ公園」として市民に親しまれています。

凪のお暇のポスター

「聖☆おにいさん」や「ごくせん」、2019年度の大人気ドラマ「凪のお暇」など、アニメやドラマなどのロケ地としても知られており、聖地巡礼で訪れる人も多くいます。

オニ公園とは、一体どんな公園なのでしょうか?

オニ公園はなぜ作られたのでしょうか?

オニ公園

オニ公園の正式名称は、「錦第二公園」(住所:立川市錦町1丁目5番13号)。場所はJR立川駅南口から線路沿いを歩いて行くとたどり着きます。

周囲は新しいマンションが建っていますが、ここだけは当時の姿のまま残っている気がします。

オニ公園

公園内には真っ赤に染まったオニの滑り台が。大きく見開いた目と、あんぐりと開いた口は迫力満点!

オニ公園

階段が両端についており、その真ん中を滑れるようになっています。

オニ公園

反対側は、幅広いすべり台が。大人でも滑ってみたい衝動に駆られます。

こちらはオニ公園のすぐ隣にある「錦町歩道橋」からの眺めです。

目の前に電車が走っているため、子どもたちがすべり台で滑りながら「あ、でんしゃきた!」と指さしながら遊んでいる姿も。

オニ公園

すべり台の隣にはブランコがあり、小さな子どもたちが滑り台とブランコで交互に楽しそうに遊んでいました。

オニ公園

なんと4WDの車まであるんですよ!

広場

広場も広く砂場もあり、子連れママたちの憩いのスポットとなっているようです。

オニ公園

こんなに迫力満点の鬼の滑り台を作ったのは、一体なぜなのか?

それは、昭和40年代、まちづくり区画整理事業整理推進中に、ここが立川の旧市役所の「表鬼門」に当たることから、町の鬼門を守るために作られたというエピソードがあります。

立川に住む人々が幸せに暮らせることを願い、親しみを込めていつしか「オニ公園」と呼ばれるようになりました。

地元の人々によって赤く塗り替えられたり、町おこしのために「オニうまフェスティバル」

などの地域イベントも行われていたりします。

代ゼミ生の憩いのスポットでもあった

代ゼミ

2014年度に惜しくも閉鎖されてしまった「代々木セミナール」。

オニ公園の隣に位置していることもあり、電車を眺めながら人生を見つめ直したり。浪人生達の憩いのスポットにもなっていました。

ベンチ

私も受験勉強に疲れたときは、よくベンチに座って休んでいましたね。浪人時代は孤独ですから、よく鬼に「頑張るぞ!」と気合いを入れていました。思い出いっぱいの場所です(笑)

とある自販機

跡地である「岩崎錦町ビル」は現在賃貸オフィスとなっておりましたが、「とある自販機」が設置されていました。

立川をこよなく愛する旧代ゼミ生としては、とてもうれしいですね!

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オニ公園は聖地のほかに地元の人たちに愛されている

オニ公園

オニ公園は立川駅の地下通路の壁画にも描かれていたり、赤いオニのイラストが描かれたTシャツやストラップなども販売されています。

オニ公園

線路の地下通路には、オニ公園をモチーフした壁画が描かれているほど!

お寿司

立川市のキャラクターをモチーフとした銘菓を販売している「立川伊勢屋」さんの包装紙にも、オニ公園のすべり台が描かれています。

老舗の和菓子屋「立川伊勢屋本店」はアニメとのコラボ商品ありで立川土産におすすめ!

オニ公園

立川市内には、オニ公園を愛しているかたたちがたくさんいることがよくわかります!

オニ公園、とても愛されていますね!

春は桜が咲いてお花見もできますし、夏は木々の木陰で意外と涼しい場所です。人生の選択に迷ったときは、鬼と対話するとなにかが変わるかもしれません・・。

立川市民に多く愛されているオニ公園に、あなたもぜひ行かれてみてくださいね。人生で迷っていることの「答え」がココで見つかるかもしれませんよ?

オニ公園(錦第二公園)の詳しい情報はこちら

  • 名称:オニ公園(錦第二公園)
  • 住所: 東京都立川市錦町1-5-13
  • 開園時間:常時開園
  • 駐車場:なし

この記事を書いた人

多摩っぷ編集局

多摩っぷ編集局

多摩地域の中でも特に立川エリアが大好き。地域のグルメやスイーツ、おでかけスポットやイベント情報、地域コラムなどを主に書いています。