観光や登山で賑わう東京最西端の町「奥多摩町」。都心から約2時間と電車に乗る時間も長いことから、駅前のトイレ事情が気になる方も多いのではないでしょうか?
JR青梅線・奥多摩駅前広場にある「奥多摩駅前観光トイレ」は、2020年2月に工事を終えてリニューアル。とてもキレイなトイレに生まれ変わりました。
奥多摩駅前のトイレをご紹介したいと思います。
奥多摩駅前観光トイレはこんな感じ
奥多摩駅前観光トイレは、駅舎すぐとなりにあります。
ダークブラウンのウッドスタイルの壁で、奥多摩の山々に溶け込んでいます。
トイレの前には、登山する方に便利な「足洗い場」があり、ブラシやシャワーが完備されています。
外側には車椅子や妊婦の方など、誰もが利用できるトイレ「だれでもトイレ」が2つも完備されています。
だれでもトイレの中は、おむつ替え台はもちろん、収納着替え台まで設置されています。
男子トイレと女子トイレのマークに、奥多摩町のイメージキャラクター「わさぴー」が!
今回は、女性記者が女子トイレの中に潜入調査!10個のトイレが完備されており、まるで高級ホテルのような作りをしています。
洗面台もお化粧直しする台もピカピカ!多くの観光客で賑わっていたにも関わらず、ゴミ1つ落ちていることなく台の上は光り輝いています。
ママにはうれしい、ベビーチェアが完備!
肝心のトイレの中もピッカピカ!
大自然の中ですから、和式トイレかな..と思い込んでいましたが、実際は洋式で最新のウォシュレットが完備しています。
中はとても広く、快適に使うことができるほどのスペースが空いていました。
なぜこんなにもキレイなのか?
なぜこんなにトイレがキレイなのかというと、奥多摩町の中には、トイレのクリーンキーパー「OPT(オピト)」という専門の清掃員がいるからです。
偶然お会いしましたが、とてもユーモラスな方々!(しかし、掃除姿勢はとてもまじめ)
トイレの前に貼られている「トイレ掃除業務表」を見ると、毎日清掃されていることがわかります。
駅前のトイレだけではなく、奥多摩町の小河内地区を中心に、町の公衆トイレは常にピカピカに保たれているのです。
公衆トイレで、ここまでキレイに掃除されているのを見たのは、初めてかもしれません。
トイレは人の心を映す鏡。
ピカピカに磨かれたトイレを見て、「観光地をキレイに保ちたい!」という、クリーンキーパーの方たちの熱い思いが伝わってきました。
使う側も、ゴミを置いていくことがないように心がけたいものです、
奥多摩駅に降り立ったときには、ぜひ利用されてみてくださいね。