JR中央線「立川」駅周辺は、東京の隠れたラーメン激戦区の一つであり、人気店を中心に数多くの店舗が存在します。
北口には「楽観」や「煮干しらーめん青樹」、南口にはラーメン店が大集結した「ラーメンスクエア立川」や「立川マシマシ」などが大人気で、店内は多くの人でいつも溢れかえっています。
私も立川駅周辺に生息していることもあり、ランチは必然的に立川駅周辺で食べることが多いのですが、なぜかよくラーメン店に行くことが多いです。
なぜだろう?
ラーメンが好きなことも一つの理由ではありますが、時をさかのぼって考えてみたところ、私が立川のラーメンが好きになった最大の理由として、高校時代に家のように通っていた人気ラーメン店「あじまる」に理由が隠れているかと思います。
今のらーめん店みたいに、キレイな店舗ではありませんでしたし、お店の中に入るととんこつの香りがプンプン漂っていて、決してデートで来るような場所ではありませんでした(汗)
背脂とにんにくたっぷりの濃厚スープがめちゃくちゃおいしい!
高校時代は部活帰りに必ずと言っていいほど立ち寄り、おやつ代わりに食べていました。
何度行ったかわからないぐらい、通いつめましたね。
今はラーメンにトッピングを1〜2つつけるだけでも、軽く1,000円は超えてしまいますが、あじまるのラーメンはシンプルでもOK!
高校生のおこづかいでも買えるぐらい、とても優しいお値段だったはず。
もう、本気でおいしかった!
何度も言いますが、
本気であじまるのラーメンはおいしかった!
いまだにあの味を忘れないぐらいですので、相当インパクトがあったのではないかと思います。
おそらく、ふといなくなってしまったことが、心にしこりを残しているのでしょう。
いつの間にか閉店してしまい、現在は東大和にある「とんがら亭」にその味が受け継がれています。
立川最強の伝説ラーメン「あじまる」の味が東大和にある「とんがら亭」で受け継がれる
「どこかのお店で、あじまるの味にまた出会えるかもしれない。」
きっとこんな思いで、懐かしい味を求めて歩き回っているからかもしれません。
でも、今は「あじまる」の味を凌ぐほどおいしいラーメン屋が立川にはたくさんあるため、ふと「あじまる」の存在を忘れてしまうことが多々あります。
もうそれでいいのかもしれない。それぐらい、今の立川ラーメンは本気でおいしい!
ただ、当時の強烈なインパクトは脳内にずっと刻み込まれており、懐かしい思い出をいつか上書きしてくれるような、そんな新しいラーメン店を追い求めて、今後も立川駅周辺のラーメン店に通い続けたい。