東大和市主催の「第15回平和市民のつどい」が、東大和南公園の「旧日立航空機株式会社変電所」前で行われました。
当日は、変電所の内部を一般公開しており、建物にあいているおびただしい数の銃弾の痕を見ながら、戦争の恐ろしさを多くの人達が体感していました。
東大和市「戦災変電所」の内部を見てきた。おびただしい銃弾の痕が戦争の恐ろしさを物語る
夕暮れ時、涼風のそよぐ中、平和コンサート、朗読劇、戦争体験映像記録(DVD作品)の上映、小・中学生による広島派遣事業報告会などが行われ、最後に東大和少年少女合唱団による平和コンサートが行われ、子どもたちの澄んだ声が澄んだ夜空に響き渡りました。
18時30分に平和祈念キャンドルが点灯されました。
事前に用意されたもののほかに、催し前に多くの子どもたちが、思い思いに制作したものもあります。
変電所も、キャンドル点灯と同時にライトアップされました。
19時頃には辺りはすっかり暗くなり、建物が幻想的な雰囲気に。
キャンドルによる「平和」の文字がくっきりと浮かび上がりました。
キャンドルの中には、こちらのLEDの電球が入っています。
ゆらゆらと光り輝くキャンドルには、平和に対する様々な思いが描かれていました。
動画はこちら↓
平和の「平」のきらめき pic.twitter.com/bPUmsIO0VV
— 多摩っぷ@立川 (@tamap_tokyo) 2019年8月17日
戦争体験者が年々減っていき、貴重な体験もじかに聴くことが出来なくなります。
しかし、こうした催しを通して、体験者の思いを語り継ぎ、平和への誓いを新たにしていくことは、平和の礎をしっかりと強固なものにしていくために、とても重要なことです。
後世に、戦争の事実をしっかりと伝えていくことが大切でしょう。
「今日も平和な1日をありがとうございます」
毎日色んなことが起きていますが、何もなかった日は、感謝の言葉で1日を締めくくりたいですね。
平和への願いが描かれたキャンドルを見ながら、恒久平和を祈願したのでした。