東大和市主催の「第15回平和市民のつどい」に参加。平和の願いをキャンドルに託す

キャンドル

東大和市主催の「第15回平和市民のつどい」が、東大和南公園の「旧日立航空機株式会社変電所」前で行われました。

当日は、変電所の内部を一般公開しており、建物にあいているおびただしい数の銃弾の痕を見ながら、戦争の恐ろしさを多くの人達が体感していました。

東大和市「戦災変電所」の内部を見てきた。おびただしい銃弾の痕が戦争の恐ろしさを物語る

キャンドル

夕暮れ時、涼風のそよぐ中、平和コンサート、朗読劇、戦争体験映像記録(DVD作品)の上映、小・中学生による広島派遣事業報告会などが行われ、最後に東大和少年少女合唱団による平和コンサートが行われ、子どもたちの澄んだ声が澄んだ夜空に響き渡りました。

キャンドル

18時30分に平和祈念キャンドルが点灯されました。

事前に用意されたもののほかに、催し前に多くの子どもたちが、思い思いに制作したものもあります。

変電所

変電所も、キャンドル点灯と同時にライトアップされました。

キャンドル

19時頃には辺りはすっかり暗くなり、建物が幻想的な雰囲気に。

キャンドル

キャンドルによる「平和」の文字がくっきりと浮かび上がりました。

キャンドル

キャンドル

キャンドルの中には、こちらのLEDの電球が入っています。

キャンドル

ゆらゆらと光り輝くキャンドルには、平和に対する様々な思いが描かれていました。

動画はこちら↓

キャンドル

戦争体験者が年々減っていき、貴重な体験もじかに聴くことが出来なくなります。

しかし、こうした催しを通して、体験者の思いを語り継ぎ、平和への誓いを新たにしていくことは、平和の礎をしっかりと強固なものにしていくために、とても重要なことです。

後世に、戦争の事実をしっかりと伝えていくことが大切でしょう。

「今日も平和な1日をありがとうございます」

毎日色んなことが起きていますが、何もなかった日は、感謝の言葉で1日を締めくくりたいですね。

平和への願いが描かれたキャンドルを見ながら、恒久平和を祈願したのでした。

令和2年度はYouTube配信!東大和市市制50周年記念「第16回平和市民のつどい」

この記事を書いた人

多摩っぷ編集局

多摩っぷ編集局

多摩地域の中でも特に立川エリアが大好き。地域のグルメやスイーツ、おでかけスポットやイベント情報、地域コラムなどを主に書いています。