秋になると、スーパーの果物コーナーで山積みになる「柿」。ほんのり甘くてビタミンCが豊富な旬の味覚です。
東京都の多摩地域西側に位置するあきる野市は、とうもろこしや栗、梨などが名産品。先日は、あきる野の実家から送られてきた採れたての栗で「渋川煮」を作ってみました。
【あきる野市の特産品】旬の栗で渋皮煮づくり。極上でツヤツヤの宝石の粒が完成!
自然の恵みが豊富な街から、今度はつやつやの柿が送られてきました。ありがとうございます。
皮をむいて食べるのもおいしいですが、今回はひと工夫して柿パイを作ってみることに。
初めて作ってみましたが、とても簡単に作れましたので、作り方をご紹介したいと思います。
あきる野産の柿で作る!サクサクの柿パイの作り方
材料(ミニサイズ4つ分)
- 冷凍パイシート:2枚
- 柿:1個
- グラニュー糖 (または砂糖):10g
- バター:10g
- レモン汁:小さじ1
- シナモンパウダー:少々
- 卵黄:1個
柿パイのポイント
- 今回はあきる野産の柿を使っていますが、どこ産の柿でもOK(笑)
- 柿の甘さによって、グラニュー糖の量を調整してください。
- 今回使用する柿はほとんど熟しておらず、マクドナルドのアップルパイの1/2ほどの甘さぐらいに仕上げます。
- 冷凍パイシートは、常温で10分ほど置いて解凍しておきましょう。
作り方
柿は皮をむき、いちょう切りにします。
柿、グラニュー糖、バター、レモン汁、シナモンパウダーをすべて鍋に入れて火にかけ、材料が混ざったら弱火にしてフタをし、約3分煮込みます。
3分以上煮込むと形が崩れますので、長い時間火にかけないように注意してくださいね。
煮込み終わったらフタを取り、粗熱を取っておきます。
冷凍パイシート1枚を4枚に切り、上側になる2枚は交互に切り込みを入れていきます。
下側になる2枚は、めん棒でひと回り大きく伸ばし、柿を乗せます。
切込みを入れたパイシートを乗せ、端をフォークで押さえて閉じます。
表面に卵黄を塗り、200℃に予熱したオーブンで10分焼けば完成です!
完成した柿パイを食べてみた
完成した柿パイがこちら。部屋中が甘い香りでいっぱいに!
レモン汁を入れて煮詰めた柿は、まるであんずジャムのように甘酸っぱい味。シナモンの香りがふんわりと漂い、アップルパイに負けないおいしさです!
と言いつつ、パイシートがあと2枚残っていましたので、アップルパイも作ってみました。材料は、柿の具をりんごに変えるだけOK。安定のおいしさでした。
柿パイは、柿が嫌いな人でも食べられるおいしさですし、クリームチーズを入れてもおいしそう。
秋の味覚の柿を手に入れたら、ぜひ作ってみてくださいね。