駅伝選手にとっても、駅伝ファンにとっても、待ち遠しいのが1月2日・3日のお正月に行われる箱根駅伝。母校を応援される方も多いのではないでしょうか?
箱根駅伝に出場するために行われる「第96回 東京箱根間往復大学駅伝競走予選会」が、2019年10月26日(土)に開催されました。
立川市の陸上自衛隊立川駐屯地をスタートし、立川市街に繰り出し、国営昭和記念公園にゴールするハーフマラソン(21.0975km)のコース。前日の大雨が心配でしたが、見事な快晴に!
今回、立川駐屯地のスタート地点から応援に行って参りましたので、そのダイジェストをお送りしたいと思います。
第96回 箱根駅伝予選会ダイジェスト
一般道では交通規制も始まり、JR立川駅から昭和記念公園までの道沿いは、予選会を見に行く人たちで溢れかえっていました。
スタート地点から応援するためには、昭和記念公園の入園券が必要です。券売機の前も多くの人で行列が出来ていました。
園内で応援する旗をいただきました。応援がんばるぞー!
箱根駅伝予選会のスタート地点である「陸上自衛隊立川駐屯地」。いつもは入れないエリアだけに、開放してあるだけでドキドキ。
入口には、貴重なヘリコプターが展示してありました。
予選会のコースは駐屯地の中をぐるぐると3周まわり、立川市街地に繰り出し、再び昭和記念公園内に戻ってきて、みんなの原っぱでフィニッシュします。
駐屯地内は、大学関係者や応援に来た一般の方、報道陣で埋め尽くされていました。
9時35分にスタート。一斉に声援が湧き上がります。
力強く走ってくる選手たち。
頑張って〜! #立川市 #昭和記念公園 #箱根駅伝 #箱根駅伝予選会 #箱根駅伝予選会2019 pic.twitter.com/OM8DXG9MlB
— 多摩っぷ (@tamap_tokyo) 2019年10月26日
頑張れ〜!
駐屯地から立川口に向けて走っていく選手たち。「○○大学がんばれー!」と、個々の大学名や選手の名前を呼ぶ声で響き渡っていました。
駐屯地から選手が通過するまでの10時20分まで、駐屯地の通用門が規制されるため、「早く次の場所へ行きたいんだ!」と言わんばかりに、多くの人で溢れかえっていました。
沿道に出て応援に行きたかったものの、すごい人混みでなかなか進まず・・。沿道に出るのを諦め、フィニッシュ付近である「みんなの原っぱ」に向かうことに。
みんなの原っぱには、実況中継している巨大なスクリーンが設置されており、多くの人が固唾を飲んで見守っていました。
最前列から応援するために、すぐにフィニッシュ付近に移動。銀杏が大量に落ちていて、足がドロドロになりながら、選手がゴールに向かってくるのを待ち続けます。
10時30分ごろ、最初に桜美林大学のレダマ・キサイサ選手が見えてきました。速い!
デッドヒート! #立川市 #昭和記念公園 #箱根駅伝 #箱根駅伝予選会 #箱根駅伝予選会2019 pic.twitter.com/2hwk3l2Sza
— 多摩っぷ (@tamap_tokyo) 2019年10月26日
ゴール付近でデッドヒートを繰り広げる選手たち。
気温が上昇して汗だくになるほど暑い中、続々と選手が走り抜けていきました。
第96回 箱根駅伝予選会の結果発表
出場43校の全選手がゴールし、各校の上位10人の合計タイムにより、10位以内の大学が本戦(2020年1月2、3日)の出場権を獲得できます。
結果発表会場である「みんなの原っぱ」で、掲示板に出てくる結果をじーっと見つめる人たち。
そして、第1位から続々と発表!
筑波大が第6位と、第70回大会以来26年ぶりの本大会出場を決めるなど、大きなどよめきが沸き起こっていました。
第10位に中央大学が呼ばれ、安堵の表情を浮かべる選手たち。平成の箱根駅伝すべてに足跡を残してきた山梨学院大が、令和最初の箱根駅伝で姿を消すなど、予想外の結果となりました。
予選通過校は以下の通り。
- 東京国際大(10時間47分29秒)
- 神奈川大(10時間50分55秒)
- 日体大(10時間51分09秒)
- 明大(10時間51分42秒)
- 創価大(10時間51分43秒)
- 筑波大(10時間53分18秒)
- 日大(10時間54分29秒)
- 国士舘大(10時間55分21秒)
- 早大(10時間55分26秒)
- 中大(10時間56分46秒)
麗澤大は前回に続き、次点に泣くことに。
予選会後は各大学で集まり、喜びや悔しさで涙を滲ませている選手たち。多くの感動的なドラマが生まれていました。
記録や結果を出すことも大切ですが、チーム一丸となって頑張り抜いたことは、これからの人生、色んな意味で大きな経験として活かせることでしょう。
観戦していた私も、感動のあまりウルウルしちゃいました!
第96回箱根駅伝は、往路1月2日(木)、復路1月3日(金)、各日午前8時からスタート。
前回大会10位以上(東海大、青学大、東洋大、駒大、帝京大、法大、国学院大、順大、拓大、中央学院大)がシードされ、20校が出場します。
お正月に再び、感動のドラマが!!
今回頑張って勝ち抜いた大学も出場する箱根駅伝を、ぜひ心待ちにしましょう!