JR奥多摩駅舎2Fにある、自家焙煎コーヒー専門店「Gotta Coffee(ガタコーヒー)」。一度飲んだら忘れられないほど、格別に香り高いコーヒーが楽しめるお店です。
奥多摩駅周辺に行ったときに、必ずと言っていいほど立ち寄るお気に入りのお店。そんなお店にコーヒーでもないビールでもない、
コーヒービールなるものが、9月7日に新発売されました。
コーヒー?
ビール?
いやいや、コーヒーとビールをかけ合わせたアルコールドリンクです。
一体どんな飲み物なのでしょうか?
奥多摩駅舎で販売されているコーヒービール
JR奥多摩駅の改札を出て、駅舎2Fにあるカフェ「ポートおくたま」。ソフトドリンクのほかに、焼きチーズキーマカレーやクラフトビールなどがあるため、登山客や観光客はぜひ立ち寄りたいおすすめスポット!
奥多摩駅2Fのカフェ「ポートおくたま」は電源コンセント完備。クラフトビールも充実
「ポートおくたま」に隣接しているお店が「Gotta Coffee」。店内でじっくり焙煎しているというコーヒーは、ほろ苦くてふわっと甘い香り。水がきれいな奥多摩ならではの、繊細で雑味のない味わいが楽しめます。
店舗横のケースに置いてある500mlの缶がコーヒービール(850円)。奥多摩駅前で、おいしいクラフトビールが楽しめる「VERTERE(バテレ)」とのコラボ商品「Coffea(コフィア)」です。
バテレでも販売しておりますが、土日営業のみですので、平日に気軽に飲めるのはGotta Coffeeだけです!
奥多摩町の代表的なお店同士がコラボしてできてしまった、なんとも不思議な商品!
Gotta Coffeeの店主である羽角 嘉晃(はすみ よしあき)さんによると、試作時の豆は、ケニア産を使う予定でしたが、ああでもない、こうでもないを繰り返した結果、ナチュラル生産処理されたエチオピア産コーヒー豆に行き着いたそう。
エチオピア産の豆は、なめらかな質感と豊かな香りが特徴です。
コーヒービールの缶は、オフホワイトにウッディでポップなデザイン。シンプルさを追求するバテレのこだわりが伝わってきます。
コーヒービールを飲んでみた
プシュ〜ッとフタを開け、透明のコップに注ぐとき、ほろ苦さとホップのふわっとした香りが同時に漂ってきます。
コーヒーの香りもするし、ビールの香りもする。
“香りがおいしい”という表現がぴったりかもしれません。
見た目はコーラよりも深い色。漆黒と焦げ茶の中間色で、夏のビールとは違い、秋風が似合うしっとりした色合いです。
想像以上になめらかできめ細かい泡を見ると、「あぁ、これはビールなんだな」と。頭のなかでも「コーヒーではない」と認識するようになってきます。
ひとくち飲んだ瞬間、
「あぁ、おいしい!」
「なんて飲みやすい!」
コーヒービールがこんなにもおいしいとは!
ホップのさわやかな香りが鼻のなかをスーッと抜けていった瞬間、ビールとコーヒーのほろ苦さがダブルで襲ってきます。
店主の奥様である保子さんによると「コーヒービールが苦手というお客様でも、このビールなら飲める!」と絶賛していたとか。
今まで飲んできたビールとは違う、不思議な感覚。ビールと思って飲むと違うし、コーヒーと思って飲むと強烈なアルコールを感じ、脳内に刺激がビリリと走ります。
それもそのはず、アルコール度数は7.5%と高め。サッポロ黒ラベルやヱビスビールが5.0%ですから、一気飲みには要注意です。
お酒には強いと思っていた筆者でも、1本飲み終えたあとには、やや酔いが回ってしまったほど..。
広大な大自然とコク深い香りにしっとりと包まれながら、日常を忘れてほろ酔いになれるカフェ、そして、そんなほろ酔い人間を温かく見守ってくれた、Gotta Coffeeの羽角さんご夫婦。
冷たいビールに温かい店主さんたち。
なんて素敵な商品とお店なんだ(笑)
うだるように暑かった夏が終わり、涼しい秋の夜空を眺めながら、しっとり飲むにはぴったりのビール。
奥多摩駅に立ち寄ったときは、ぜひコーヒービールのおいしさに酔いしれてくださいね。
「Gotta Coffee」の詳しい情報はこちら
- 住所:東京都西多摩郡奥多摩町氷川210
- 電話:0428-83-8160
- アクセス:奥多摩駅から徒歩0分
- 営業時間:11:00〜18:00
- 定休日:木 ※不定期休業日あり。詳しい情報はTwitterで(@gottacoffee_O)